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経済産業大臣認可 第1784号 全日本葬祭業協同組合連合会 大阪市規格葬儀取扱指定店

葬儀の現場から

第108話「事前に」

5年前の話です。当時私が働いていた会社の同僚のご主人が癌で他界されました。
病気が分かった時は既に手遅れで、余命半年と宣告されたそうです。
まだ60代前半でした。
最後までご主人に病名を告げる事は出来なかったそうです。
「家に帰りたい」とご主人が言った時、
「治ったら帰れるから、もう少し我慢して」と答えたそうです。
結局、ご主人は家に帰ることはなく、お亡くなりになったそうです。

一度くらい家に連れて帰ってあげればよかった。余命を知っていれば、もっとしたい事があったのではないか?
後悔してもどうにもならない事は分かっているけど、つい色々と考えて後悔してしまう。と彼女は言っていました。

葬儀の現場でもお客様の様々な声を聞きます。
「これで満足してくれたかなぁ?」
「最後にこれぐらいしかしてあげられなくてごめんね」
と言う声もあれば

「生前話していた通りのお葬式をしてあげられた」
「これが、お父さんの希望だったから」
といった声も聞かれます。

当社もそうですが、事前相談、事前見積もり、式場見学などを開催している葬儀社もたくさんあります。夫婦で来店されお互いのご葬儀の打ち合わせをされる方も増えました。

「生きているうちにお葬式の準備をするなんて」「死んだときの話をするなんて不謹慎だ」
などと思う方も多いかもしれません。
私も子供の頃、ドリフターズの「もしもこんな葬儀屋がいたら」
というコントを見て笑っていたら母親に怒られました。

ただ、身近な方が亡くなった時に、故人様の遺志が分からず、悩む方がいるのも事実です。
故人様の遺志がはっきりしていればご遺族が揉めなくてすんだのに、といったことも多々あります。

私の同僚の場合も同じです。定年後は二人で何をしようか?という話はよくしていたけれど、お互いが病気になった時の話などまったくしていなかったそうです。
癌の告知をされた後、ご主人に何も聞く事ができなかったそうです。

元気な時なら聞ける事でも、病気になってしまったら聞けない事も多々あります。
病気になった後では事前の準備も罪悪感を感じてしまう事もあるかもしれません。

当然の事ですが、結婚式と違いお葬式は一度だけです。
故人様の意見も感想も聞けません。
後悔しない為にも、後悔させない為にも自分の意思を元気な時に残されるであろう人に伝えておくのは大切な事かも知れません。

来年の三月、私の元同僚は定年を迎えます。ご主人と共に過ごすはずだった第二の人生を「ちょっと寂しいけど、一人で楽しむわ!」と気丈におっしゃっていました。

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