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葬儀の現場から

第135話「故人の遺志」

現実には短い時間だったのかもしれませんが、故人様との想い出をにこやかに、こんな人だった、こんな歌が好きだった、昔はこんなだった、とたくさんお話ししていただき、長い時間お話ししていたように思えた、そんなご葬儀に携わったときの話です。

故人様のことを、しっかりと思いだし、記憶を絞り出すようにお話しされている姿を見て、本当に故人様のことを大切に想われていたのが、私にも伝わってきました。

そして「母はね、直葬でしてほしいとずっと言っていたのだけれど、本当はちゃんと送ってほしいのではないかと思ってね」
喪主様とはお母様についてたくさんお話しさせていただいたのですが、私は「本当はちゃんと送ってほしいのではないかと思ってね」というその言葉がとても印象的でした。

「死んでまで迷惑かけたくない…」

私も事前のご相談などを受けている中で、最近はそう言われる方が多いように思います。今回の故人様もそう言われていたそうですが、喪主様は悩まれた結果、「みんなで送り出してもらってうれしくないと思うわけがない」と判断されました。
勿論これは故人の遺志に反することかもしれないと、わかっていても。

これは非常に難しい問題なのかもしれません。
故人の遺志を貫くことが、故人様を最大限尊重した送り方なのか?もしくは故人の遺志の奥底にある気持ちを汲み取ることが、本当の意味で故人の遺志を尊重したことになるのか? 皆様はどう思われますか?

お葬式は、近しい親族のみでのお式でした。 ただ、その場には故人様がお好きだった歌が流れ、故人様がお好きだった食べ物が供えられ、皆様で故人様を囲むようにそれぞれの顔が見られるように座られお偲びされている、とても温かみを感じられるお式でした。喪主様も悲しみのなかではありましたが、
「自分の送り方は間違っていないよな、母さん。母さん、俺たちのこといつまでも気使い過ぎやないの?俺たち立派な大人やで!」と無言の会話を故人様とされながら、満足されているご様子でお見送りされているように私には見えました。
そして故人様も大変満足されていらっしゃるように…。
故人様が望まれていることをしてあげたい。
これは、本当に悩ましい問題です。
ですがこれこそ私は、送り、送られるものの最後の問答のように思うのです。
しかし正解があるわけでもなく、送る側が本当に納得できる送り方ができてこそ正解なのかもしれません。
ただし逆に言えば、直葬がいけないだとか、この送り方はまずい、だとかもないわけです。
正直、あれもこれもしてあげたい、と思うのは誰だって思うはずです。
しかし、できること、できないことだってあって当然なわけです。
豪華に、なんでもかんでも望み通りに…それが良い葬儀とは限らないことは言うまでもありません。
ご遺族の気持ちで精いっぱい意義ある送り方ができるかどうか。
そんな当たり前のことを本当に強く感じられたお葬式でした。

どんなお葬式が良いお葬式?
万人にとって良いお葬式なんて実際はないのかもしれません。
100の家族があれば、良いお葬式も100通り。

つまり、私たちはそのたくさんのご家族の希望をいかに理想に近づけるお手伝いができるか?それが使命なのだろうと。

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