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経済産業大臣認可 第1784号 全日本葬祭業協同組合連合会 大阪市規格葬儀取扱指定店

葬儀の現場から

第44話「寺院での葬儀」

「お葬式を行う」
いざ考えてみますと、まず何処で行うかという問題が一番に浮かんできます。
 例えば、自宅・地域の会館・葬儀社のホール・公営の式場などではないでしょうか。
 そしてもうひとつ、寺院の本堂をお借りしての葬儀です。
 「なんか大変そう」と、おっしゃるかもしれませんが、檀家であれば簡単にお借りすることができます。
しかし注意点もあります。
それは席料(本堂をお借りしたときのお布施)が若干割高ということです。
しかし何十年、何百年と守ってこられた建物をお借りし、お寺様や檀家さん達が先祖代々信仰してこられた御本尊の前に故人様をご安置し、そして代々伝わる法具を使用してお勤めしていただくわけですから、すべてにおいて伝統や歴史が違うと思います。
また、歴史ある建造物を後世に残していくためには、それなりの維持管理費が発生します。
そう考えると葬儀ホールや地域の会館の使用料と同じ金額ではないことにも納得ができると思います。
やはり費用面では葬儀ホールや地域の会館には及ばないものの、
寺院で葬儀を行うときに生まれる「凛とした厳粛な空間」は言葉では表せられない程、
素晴らしいものがあります。
 それは伝統や歴史というものが背景にあるからではないでしょうか。

しかし私ども葬儀を施行する側からすると、良いことばかりではありません。
それは、寺院内の幕張・祭壇設置作業は非常に大変で神経を使う作業だからです。
お寺様や檀家さん達が大切にしておられる物や永い歴史のあるものに装飾をするわけですから傷や破損などは絶対にあってはならないことです。
お寺様も私どもスタッフを信用して大切な本堂の飾りを許可してくださるので、その信用を裏切るわけにはいきません。
 また、我々の先輩方も同じ様に傷や破損などをしないように慎重に仕事をしてこられたのです。
私達の代で傷や破損をさせるわけにはいきません。
 素晴らしい伝統や歴史を後世に繋げていかなければいけないからです。

 

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