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葬儀の現場から

第76話「葬祭扶助」

 生活保護法第18条は“葬祭扶助”に関する規定で、「困窮のため最低限度の生活を維持することのできない者」に対する扶助の内容が示されています。一時期、非常に議論かまびすしい状況にあった生活保護制度でありますが、その“葬祭扶助”に基づく依頼も概ね定期的にあり、ごく身近な話柄としてその議論にも耳を傾けていました。

 故人が生活保護を受けていたとしても、葬儀を執り行う人間が経済的に自立出来ている場合、生活保護法による“葬祭扶助”を受けることはできません。葬儀執行者が経済的に困窮している(生活保護を受けている)ことが“葬祭扶助”を受けることの条件となります。

 先日、公営の斎場でその扶助により葬儀を執り行われた方は、最近古希を迎えられたばかりの女性で、その方も故人である旦那様もともに生活保護を受けているとのことでした。

 ごくごく簡素なものではありますが祭壇も整い、やがて喪主であるところの女性が到着されました。女性は自ら持参した花束を棺上に置き、しみじみと何かを偲んでおられる様子。そしてもう間もなくすると、三人いるご子息のうちのお二人が、その家族を連れて到着されました。

 自家用車でいらしたお二人は、一見してそれなりに裕福な生活をされていることが見てとれました。少なくとも“困窮”という言葉は全く似つかわしくない、偉丈夫然とした働き盛りの男性といった感じでした。

 後に到着された方々も、総じてその背後に恒産を感じさせる人たちばかりで、“葬祭扶助による最低限度のお葬式”の場にはあまり似つかわしくないように思われました。非常に穏やかで感じのよい方々でありましたが、“葬祭扶助”とのミスマッチをいくらか感じていたのもまた事実でした。

 通夜・葬儀を終え、後日ご自宅を訪問した時のことです。一人でご在宅の喪主さんといくらかゆっくりお話をする機会を得、種々お話を重ねて行く中で故人とご子息たちの確執に話題が到りました。ご子息たちは東京の私立大学を卒業までさせてもらったものの、いくつかの諍いから絶縁状態になってしまっていたとのことでした。

 「だけど、なんだかんだ言って最後はちゃんと息子だったわ」
そのように呟き、女性は葬儀当日のことを思い出されている様子でした。恐らく、故人が体調を崩されるまでは絶縁に近い関係になっていたものがその最後に俄かに回復し、上記のような葬儀の場に到った、そんな感じに思われました。

 家族のあり方の難しさが、生活保護のあり方の難しさの一因になっている。そんなことを漠然と感じさせる一連の出来事でした。

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