大阪の老舗葬儀社 創業130余年 大阪の葬儀や家族葬のことなら、川上葬祭まで。
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経済産業大臣認可 第1784号 全日本葬祭業協同組合連合会 大阪市規格葬儀取扱指定店

葬儀の現場から

第85話「葬儀を仕切るとは」

葬儀社の仕事と一言でいっても多岐にわたります。
亡くなられた方を迎えに行かせていただく際に使用する車を運転する仕事。
ご当家様の希望されておられる葬儀会場を設営する仕事。
故人のイメージを祭壇に表現し、華やかにお花をアレンジする仕事。
それ以外にもまだまだ、たくさんの仕事があります。
また、葬儀の段取りは一人ではできないともいわれており、たくさんの人が関わり
一件の葬儀が執り行われるのです。

大手の葬儀社ならば、その仕事はすべて分業化され、ご逝去からご葬儀
そして集金という流れを一貫して経験することは難しいと言われております。
しかし、当社は、一喪家一担当者制を設けており、基本は病院から始まるご縁を
1人の担当者がすべて行うことができるのです。

入社して六年目のことでした。
会社に一報が入り、聞けば私のことを知っている方のご逝去とのこと
病院にお迎えに行かせていただき、お会いさせていただいた方は
一年前にお父様を亡くされた際に喪主をされていた方でした。
奥様が私を見かけ、すぐに駆けよってこられました。そして深々と頭をさげられながら
「一年前、お世話になりました。今回は私の旦那です。宜しくお願い致します」
とおっしゃられましたが、当時の喪主様の印象が強く残っていたため
少し戸惑ってしまいました。しかし、すぐに状況を把握し病院を後にしました。

聞けば、当時から体調はあまり良い状態ではなかったとのことでした。
しかし、お父様を送らずして死ねるかと言わんばかりに無理をされたようです。
結果、お父様の葬儀後に病状が悪化。今日を迎えることになったとのことを寝台車の
なかで聞かせていただきました。

あんなにお元気でしたのになぜと思う気持ちと何とも言えない悔しさとがありましたが、私にしかできないと気持ちを切りかえ、通夜と葬儀の打合せをさせていただきました。

ご主人の最期を覚悟していたとはいえ、簡単に日程や葬儀の形、祭壇、料理、香典、供花の授受など即断即決をできるはずもなく、打合せは二時間を軽く超えてきました。
そんななか、ご長男が「父は阪神タイガースが好きだったので、バットと半被を入れて
欲しい」と、おっしゃられそれらを祭壇横に飾ることにしました。

通夜の前に納棺師によって湯灌を行い、男性でしたがすこし化粧をさせて頂きました。
湯灌後ということもあり、ほんのり頬に赤みがあったのですが、さっぱりした故人に奥様
が、「お疲れさん、きれになってよかったね、お風呂好きやったもんね、やっぱ男前やわ」と、声をかけておられました。
そのまま通夜、葬儀と私は司会として、お弔いのお手伝いをさせていただきました。
出棺の時には、たくさんある阪神タイガースの半被を棺の中に納め、黄色いタイガースの半被を棺の上に掛けて火葬場へ出発しました。

すべては滞りなく進み、無事に葬儀を終えることができました。
最後に奥様が「一時はどうなるかと思ったわ、まぁなんとか気持ちも落ち着いてきたし
ありがとう。タイガースの半被良かったわ、近所の人も「そやそや○○、阪神好きやってんなぁ」って言ってくれてた、主人も嬉しかったと思う。いいお葬式でした。ありがとう」と、お言葉をいただきました。

葬儀業界の経験が長くなればなるほど、顔見知りでのご縁をいただくこともあるでしょう。しかし、そこで感情的になってただ優しく親切にするだけでは葬儀を取り仕切ることはできません。ご遺族との距離が短いという長所を活かしながら冷静に対処することこそが葬儀を取り仕切るプロであると再認識したご葬儀でした。

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