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葬儀の現場から

第95話「午後0時の合掌」

身内の葬儀に参列する。
それは、ごく当たり前のことで、なにげない光景だと思います。
社会人の方は会社を、学生の方は学校を休んで参列されています。
しかし、葬儀に参列したくてもできない方もおられます。
重要な仕事のため休めない方や大事な受験を控えている方など。
さて、今回は病気ために愛する奥様の葬儀に出席できなかったご主人をとりまく
温かいあるご家族のお話です。

亡くなられたのはお母様。喪主を務められたのは娘様でした。
事前に行政関係の手続きを行う際に預かった書類には、届出人の欄にご主人のお名前が記入してあり、なぜ娘様が喪主を務められるのかすこし不思議に思いましたが、あまり詮索せずに手続きを行いました。

お通夜の日、ご主人の姿は式場にはなく、不在のままお通夜が始まりました。
お通夜が終わり喪主様と打ち合わせをしていると、お父様のお話になり、現在、お父様は病気療養中のためお葬式に出席することができないということでした。
また、娘様より「父から手紙を預かっているのですが見ていただけないでしょうか」と一通の便箋を渡されました。
そこには奥様への感謝の思いが綴られており、葬儀の合間に読んでもらえないかということでした。読ませていただいた文面には夫婦で商店を営み経営が苦しい時も文句一つ言わずに自分を支えてくれたこと。子供達を立派に育ててくれたことへの感謝の言葉が綴られていました。

そして最後の一文に奥様の火葬が執行される「午後0時に病室で合掌しています」とのことでした。
11時55分 無事に葬儀が終わり、火葬場の炉前でご遺族が順番でお別れのご焼香を行っておられます。
11時57分 皆様のご焼香が終わり、静かに炉前に安置されたお柩を見つめておられます。
11時59分 大阪市の職員が炉前に立ち静かに一礼をしたのち、お柩を中に納めるボタンに手がそっと触れました。
12時00分 職員がボタンを押し、お柩が炉の中へとゆっくりと吸い込まれていきます。
そして僅かな機械音を響かせながら炉の扉が閉まっていきます。
その光景をご遺族は目を閉じて静かに合掌しながら見送られていました。
そして火葬場から数十キロ離れた病院のベッドの上で、ご主人もまた目を閉じて静かに合掌しておられたことでしょう。

ご主人の奥様を思うお気持ち。ご家族皆様の心情を知ることができ、
家族の絆や温かさを感じるお葬式でございました。
私もこれから担当させていただくお客様に今回の葬儀で感じたことを、
伝えることができればと思っております。

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