お墓・仏壇の選び方
仏壇の選び方 注意点
お仏壇はお仏壇の中を見ていただくと何かに似ていると思いませんでしょうか。そうです。内陣(本堂にある仏様がいらっしゃるところ)の写しと考えられています。
その内陣のように本尊(仏像や仏画)、ご先祖(位牌や過去帳)をお祀りして礼拝供養する、家庭内にある小さなお寺なのです。なので宗派によって違います。
最近は洋風の仏壇から、コンパクトでシンプルなモノが好まれていますが、お仏壇の種類について浄土真宗は正式には金仏壇とされていますが、特に宗派によってお仏壇の種類にこだわる必要はありません。
ただし、仏具のお祀りの仕方は宗派によって異なります。
まず宗派によって基本の形があるので、それをお知りになった上でご自分のご希望にあったものと擦り合わせ、厳選したものをお選びになる事が大事だと思います。
- 宗派や菩提寺様を確認します。
- 仏間(お仏壇を安置する場所)を決めてその寸法をあらかじめ測っておきます。
- お仏壇購入の予算を立てます。仏壇の値段も別に考慮する必要があります。
- 地域、宗派的な面と自分の経済、住宅状況を考慮してお仏壇をお選び下さい。
- 本家と分家それぞれでお仏壇をお祀りしてもかまいません。
- 一般的な購入価格は年収の15%、月収の3倍程度といわれていますが、関係ないと思います。
- お仏壇については礼拝の対象のものについては高級品であっても非課税です。
- お仏壇店によってはローンやクレジットも可能です。
- 信用のおける地元の専門店でじっくり相談してご購入されるのが安全です。
- お仏壇のアフターサービスについてもよくご確認して下さい。
専門的な知識を持っている仏壇店にご相談下さい。
仏壇を買える場所は主にこれだけあります。
- お仏壇専門店
- 葬儀社の仏壇部
- ギフトやさんの仏壇部
- ホームセンター
- 家具屋さん
- 展示会のみの仏壇販売
- 通信販売
ご購入される前にご注意して頂きたい点は以下のとおりです。
- 宗派のことがわかっているか?
- 後々のメンテナンスは大丈夫か?
- 保証はどうなっているか?
- 仏壇の材質や制作行程がわかっているか?
- 仏壇の安置場所などに的確にアドバイスしてもらえるか?
こんな時は、ご注意下さい!
- 値段が不信(半額セールなど)
- 連絡がとれない
- 購入者が少ない
現在、仏壇には国産品と中国をはじめとする外国産品があります。
外国産品は国産と比べ値段が手頃ですが、乾燥技術が悪く何年かすると反りや割れが生じる恐れがあります。
また、○○調と表記されているもののほとんどはプリント合板でできています。
以前は重い仏壇が高級品だといわれており、持ち上げた重さで高級品かそうでないかも判断できましたが、現在は心材に圧縮ボードなどを使い重さをごまかしているものも増えてきています。くれぐれもお気を付け下さい。
