葬儀

葬儀場で見た、悲しい現実

大阪市の斎場内に併設するある式場。

大・中・小の3パターンの式場があり大式場を真ん中で区切ることで二つの中式場として使用することができる。

そのため式場外のフロアは簡易の仕切りがあるだけです。

案内する側もお参りの方を見ただけではどちらの式場のお参りかを判断することは難しい。

ロビーなどは共同に使用できるスペースです。

しかし片方の式場はお手洗いに行くのにも、自動販売機に行くのにも、ロビーに行くのにも…

横の式場を横切らなければならないのです。

私たち葬儀社としては通夜、葬儀が執り行われる1時間前を目安に横切らないようにお声をかけ、張り紙などで一度式場外に出ていただくように案内をするしかありません。

しかし現実は難しく悩みはつきません。

完全に壁で仕切りがあればだれもが外に出てくれますが、その距離わずか5メートル、目の前にロビーが見えているのにわざわざ外に出ることまで思いつきません。

建物の構造上仕方ありませんが片方の式場を利用する喪家は不便でなりません。

どちらの式場になるかは先着順に決まるので各葬儀社はどちらの式場になっても配慮が必要になります。

ある葬儀社は横切った喪家の方に『通るな』と言いました。

なんてことでしょう、自分たちが担当する喪家以外は関係ないのでしょうか?

しかし考えないといけないことは建物の構造や案内の仕方ではなく

その場所に何のために足をはこんでいるのか。

何のための葬儀社なのか。

悲しい現実です。