ロス
子育てがほんの少し落ち着いてきたのか、前よりも自分の時間がとれるようになってきて、子供たちが寝静まった後ドラマ鑑賞をするのが最近の楽しみの1つです。歳を重ねるごとに涙もろくなり、もともと感情移入しやすい私はドラマを見るたびに人よりもずっと体力を使っている気がします。そんな楽しいドラマも見終えてしまうとドラマロスになり、なんとも言えない寂しい気持ちになってしまいます。
この喪失感を漢の武帝は、【歓楽極まりて哀情多し】と表現していて、どういう意味なのかというと、喜びや楽しみが頂点に達すると、かえって悲しい気持ちでいっぱいになってしまうということです。楽しみに終わりがある限り、楽しみと喪失感は切り離すことができないみたいですね。
わたしはドラマですら結構な喪失感を感じてしまうので、本当に身近な大切な人を亡くすとなると、喪失感から立ち直れなくなるのではないかと心配になります。
弊社に連絡を下さるお客様も喪失感で心身疲労になっているかと思います。少しでもお客様の気持ちに寄り添った対応ができるよう精進してまいります。
S.O