葬儀について
先日、何気なく母に「お母さんの葬式はどうしてほしい?」と尋ねたところ、
「誰に連絡するか、誰にはしなくていいか」
「着物はタンスの中にあるものを着て」
「写真は○○で撮ったものを使って」
と思いのほか希望が多く、少し驚いてしまいました。
自分から聞いたものの、聞くんじゃなかったと思い、
「お母さん、葬儀は送る側の気持ちも大事だから、私の好きにさせてほしい。私は葬儀に詳しいから、悪いようにはしないから」
と伝え、さっさと話を終えました。
予想外の答えでしたが、母の希望をしっかり理解できたので、よしとします。
何が大きくて、何が小さいのかわかりませんが、たいていは「人数」と「費用」のこと。
でも、長いこと葬儀社で勤めておりますと、これだけでは片付けられないご葬儀は、たくさん経験しているわけです。
人数が本当に数名であっても、できる限りのたくさんのお花や装飾に費用をびっくりするほど掛けられるご家族もいれば、かなりの人数が参列されても、ご事情により極力シンプルに祭壇などは選ばれる方、これは大きいか、小さいかではなく、どちらも「素敵なお葬式」なわけです。
日本では日本なりの文化や地域性も相まって、またそこに宗教儀礼も加わることで、さまざまなお葬式文化が出来上がってきたわけです。
最近は町会などのコミュニティーもどんどん減ってしまい、実空間に人が集まり、地域のことなどを地域で考え進めていくという文化は、消滅してしまうのではないか?と思うくらいです。
面倒だ、プライバシーが、人付き合いが苦手、時間を取られる・・・など、コミュニティの運営の仕方にもいろいろと問題はあったのかもしれませんが、そこをうまく解消し今の時代ならではのコミュニティ形成は必要なんだろうなとつくづく感じます。
これは、様々な社会問題に関わっているし、社会問題に関心が薄いのも、これが助長している部分も多いにあると思います。
個を大切にすることと、仲間意識と、縦社会的なことなどが絡み合って、面倒となる。
これが、冠婚葬祭の儀礼文化を「面倒」と片付けてしまう要因にもなっているのでは。
海外の葬儀とよく比べられますが、海外の方がたくさん人は集まられているようです。いいのか悪いのかは一言で片づけられませんが、悪いこととはどうしても思えないわけです。
参列する側が、形式的なことで、葬儀の場へ言っているようには海外ではみえませんが・・・。
そんなことを思う本日は、一般的にいうところの大きなお葬式という部類に入るお葬式のお通夜がございました。
先日、初めてご葬儀のお打ち合わせに同行させていただきました。
お客様が最初に仰るのはやはり、「急だった」
「こんなに早いとは」でした。
思いもしないことが起こってしまうと人はパニックになります。ましてや、自分の親や縁の近しい人ならその衝撃と悲しさはいっそうに大きなものとなり襲いかかります。
私たちは日常的に「死」に携わっておりますが、改めて、お一人お一人の命と向き合っていると言うことを再度理解することができました。
私も自分が遺族になってしまう前に大事な人への恩は返していこうと思ったそんな日でした。
M.K
先日、ネットニュースで<ヘビメタ対応葬儀場⁉友引の日限定でライブハウスに>という記事を読みました。『リアルな体験とオンライン開催が浸透した両方を同時に出来る設備が必要』と考えた葬儀社の方が、防音事業を手掛けている会社とタッグを組み、音響・配信設備・防音対策バッチリの葬儀施設を建設し、葬儀が執り行われない友引の日にはライブハウスとして開放しているそうです。
葬儀だけでなく、全くちがう用途としても使用できる今までにない面白い試みの葬儀場です。わたしもライブハウスへよく行くので一度この空間で見てみたいなと思いました。
かわかみ葬祭ではヘビメタの生演奏はできませんが、故人様やご家族様が大事にされていた楽器などをお飾りさせていただくことが可能です。ぜひご相談くださいませ。
これからは、このような画期的な葬儀施設も少しづつ増え、一種のイベントホールのようになっていくのかなど、今後の葬儀施設にも注目ですね。Y・H
弊社会館おくりみ勝山ホールの近くには、古墳があります。
御勝山(おかちやま)古墳と呼ばれ、もとは前方後円墳でしたが、今は前方部は勝山通りや公園に姿を変え、後円の部分のみが残っています。
このあたりは昔は岡という村で、古墳も岡山と呼ばれていましたが、大坂冬の陣で徳川秀忠が本陣をおいて勝利したことから、御勝山と呼ばれるようになったそうです。
御勝山古墳について調べていると、このあたりの勝山という地名や、町会の夏祭りで目にする岡という地域名などと自分の頭の中で結びつき、とても勉強になりました。
私は大阪に来てまだ数年ですが、川上葬祭は地域密着型の企業ですので、少しずつ地域のことについても知っていきたいと最近改めて感じております。
M. M.
今日は朝からの大雨で身体が濡れたり、汚れたりと大変ですね。また、本格的に梅雨入りもしましたね。始めこそ「梅雨は嫌だなぁ」と思っておりましたが、近頃、梅雨も場所によっては「風情があって良いなぁ」と思い始めました。そんな梅雨ですが、私が個人的に好きな雨に纏わる四字熟語を1つ紹介します。
【雨過天晴】:雨が止んで空が晴れて明るくなるという情景から、どんなに悪い状況や状態も長くは続かず次第に良い方向へ向かっていくという意味の言葉。
いつも梅雨の時期になると、ふと思い浮かぶこの四字熟語を考えながら梅雨明けを心待ちにしたいと想います。
S・Y
本日は、朝は曇り空で少し晴れ間がのぞき、夕方から雨予報でしっかり降るらしいので長傘をもってきました。
まだまだ暑さはそれほどではありませんが、毎年の夏のことを考えると今年の夏がくるのが恐ろしくて何かしら対策をと思い色々調べた結果、ハッカ油デビューしました。
虫よけやボディースプレーなど用途は様々で、今は玄関から入ってくる小さな虫たちの侵入を防げればと思い、冷凍庫にある保冷剤の中のジェルをガラスコップにいれ、そこにハッカ油を数滴 たらしています。玄関からとてもすっきりとしたさわやかな香りが流れてきます。あとは、体調がすぐれない時にマスクをしますが、これからの季節は暑い…のでマスクの内側にスプレーをすると、スーッとした清涼感が感じられます。
本格的な夏になれば、体にバシャバシャスプレーして夏バテせず乗り切ろうと思っています。
E・I
という言葉が嫌いです。
ジメジメした過ごし辛い日々がここから40日ぐらい続くのかと考えると毎年気分が落ち込みます。
といっても私の場合、部屋はクーラーつけっぱなしで洗濯物は全て乾燥機にお任せなのであまり生活に変わりはないのですが。
昔の人はクーラーも乾燥機も無しで梅雨を過ごしていたと考えると、今の梅雨ぐらい我慢しないとと思います。
古くなった折りたたみ傘でも新調して少し気分をあげようかなと傘マークだらけの週間天気予報を見ながら計画しています。
y.y
まもなく梅雨入りということで、紫陽花が映える季節です。
紫陽花の鉢植えを育ててた時期もあるのですが、やはり植物を育てる才能のない私ですので、なかなか剪定をその時季にきちんとできなかったりして、何年も楽しむことができず…
よそのお家の玄関先の、立派な紫陽花を見て楽しむのがせいぜいです。
でもやっぱりこの季節になると、紫陽花の鉢植えを買おうかどうしようか迷います。
狭いベランダのスペースの問題もあります。すでにプランターが2つに、鉢が1つ。置けるのか…、梅雨時季恒例、悩ましい問題です。
Y.F
昨夜、突然インターホンが鳴りました。
「こんな時間に誰だろう?」と思って出てみると、荷物がひとつ届きました。
まったく聞いてなかったのに、主人がこっそりSwitch2を購入していたらしい!
知らなかった子供たちは、サプライズプレゼントに大歓喜!
私はというと、値段を聞いてひっくり返りそうに…(笑)
でも、すぐに開封→セットアップ→プレイ開始で、みんなのテンションもMAXに。
「うわ!ロード時間早っ!!」
「画面めっちゃキレイやん!!」
「これ、前のと全然ちがう〜!!」
そんな歓声がリビングに響き渡っていて、私は少し離れた場所からその様子をほっこり眺めていました。
ゲーム機もどんどん進化していくんですね。
その一方で、私は最近のトレンドにすっかり疎くなってきていて、ちょっぴり取り残され気味かも。
それでも、家族が笑って楽しんでるのを見るのは、やっぱりうれしいもんですね。
Switch2、いい仕事してくれてます。
S.O
私事ですが、今年は祖父の七回忌です。先日、準備のためにと仏壇店にいったのですが、萩ガラスのきれいな仏具を見つけてしまいました。思わず購入しかけてのですが、衝動買いできる値段ではなく、実家の仏壇にも似合わないので、泣く泣く諦めました。
最近の仏具は、色々あるなぁと思いました。MF
今日は暖かい陽気で過ごしやすい1日でした。
このような日はゆっくりと過ごしたりお昼寝をすると気持ちが良いです。
このような一日でもどうしても体調を崩したりお亡くなりになる方もいらっしゃいます。
少しでも調子が悪くなったと感じましたら無理のないようにお休みいただければと思います。 H.H
私の年代、いやもう少し上の世代の方でも熱狂的なファンの方もいらっしゃったのではないでしょうか。
ミスターがお亡くなりになられたと。
いつかは来る、避けて通れないわけですが、がっくりと落胆されていらっしゃる方も日本全国にたくさんいらっしゃるでしょう。
私の記憶では、現役時代のというよりは、いろんなアニメなどで登場するミスターが印象的で、きっと髭が濃い人で、ジョリジョリされたら痛いんだろうな、と子供ながらに怯えていた記憶があります。
やはり自分のヒーローが、となるとショックですよね。私は数年前のアントニオ猪木がお亡くなりになられたときは、本当に数日はダメージがあったことを覚えております。
小学生時代からの憧れもありながら、プロレス会場でも実物をみて大喜びしたことは忘れもしませんが、それ以上に威圧感というかキャラが強かったのはブッチャーで、「本当に殴られるのではないか?」と会場で怯え慄いた記憶も蘇りました。
往年のヒーローが、とはいっても仕方がないこと。
心よりご冥福をお祈りいたします。
HO
今日お葬式を担当した式場にたくさんのギターが並べられました。
それはもう楽器屋さんかなと見間違うほどでした。
故人様がギタリストで、ギターを並べるのがその方のご希望だったとのことです。
かくいう私もギターがとても好きで、そのような飾りを見たことがなかったので、ズラッと飾られた数々のギターに胸が躍りました。
聞けば、他の葬儀社さんではギターを並べることはできないと言われていた様です…
そんな希望を叶えられて、川上葬祭一同とても誇らしく思う、そんなお葬式でした。
M.K
先日、お休みの日に兵庫県立美術館で開催されていたパウル・クレー展へ行ってきました。
見たかった「忘れっぽい天使」は今回展示されていなかったのですが、パウル・クレーがなぜキュビズムなどにたどり着いたのか、本人の人生や親しかった芸術家たちの作品と共に辿ることができて面白かったです。感覚で描いているのではなく、きちんと色の重なりなどを計算したうえで幾何学的な模様を生み出していて驚きました。そのあとに、物販コーナーで購入した『クレーの絵本』という小学館あーとぶっくから出ている絵本がすごく分かりやすく、さらにパウル・クレーの面白さが増しました。皆さんも機会があればぜひ手に取って、作品と共に楽しんでみてください。Y・H
この季節になると夜に散歩をしたくなります。夜風が心地良く、また夜の匂いが私はとても好きなので、ついつい時間を忘れて散歩しまうことがあります。私の実家は田舎なので、木や草、土の匂いを特に感じられ、この時期になると毎日のように夜に散歩をするのがルーティンとなっております。夜に散歩をしていると今日一日の自身の振り返りができ、自分自身を整理することが出来ます。毎夜、次の日に向けて心身ともにリセットをして、これからも日々の仕事に邁進していきたいと思います。
S・Y
先日、石清水八幡宮へ行く機会がありました。
石清水八幡宮には、京阪本線からケーブルカーに乗り換えて向かいます。
ケーブルカーが好きなのでとても楽しかったです。
少し暑い日でしたが、石清水八幡宮は山上にあるためか、麓より涼しく感じました。
自然も豊かで、ケーブルカーの駅から境内へ向かうまでに見事な竹林なども眺めることができました。
春には桜も綺麗だそうです。
また桜の季節に行ってみたいです。
M. M.
最近、墓じまい、仏壇じまい、よく聞くワードです。
事前相談に来られても、ご葬儀のことよりもお墓をどうしたら良いのか、ということがご相談のメインという方もいらっしゃるくらいです。
先日、ご葬儀をされたご家族様も、遠方のお寺様にお願いするのか、またそのお寺にお墓があるものの、もう墓じまいを検討していきたいと、ご葬儀のお打ち合わせのはじめに1時間以上悩まれていました。
菩提寺の境内にお墓があるのに、そのお寺様にご葬儀を頼まないのは、正直ご法度です。
お寺様との関係性が壊れてしまい、かなりややこしい話になってしまうことが目に見えています。私は絶対にお勧めしません。
墓じまいするにも、きちんと筋を通す必要があります。今は、お寺様もご家族の状況・事情を理解して寄り添ってくださるので、きちんと筋を通して、気持ちよく故人様をお送りして、すっきりと墓じまいをしてお子様方に負担をかけずにご先祖様をお参りしやすい環境にしてもらいたいと、切に願います。
なるべくご葬儀の前に、まだ皆さんが元気なうちに色々と段取りしておかれると安心かと思います。
Y.F
最近、家族で秋に旅行へ行こうという話が持ち上がっています。
普段シフト制で働いているので、休みもバラバラです。
全員の予定がそろうなんて奇跡みたいな話で、なかなか旅行に行く機会もなかったけれど、今年の秋は「せっかくだから皆で出かけよう!」ということにりました。
……ところが、行きたい場所は見事にバラバラ(笑)
温泉がいいとか、テーマパークがいいとか、海の幸が食べたいとか。誰の意見に合わせるかで、なかなか前に進まないのが現状です。
そんな中、私にはどうしても行っておきたい場所があります。
それは鹿児島の「知覧特攻平和会館」。
ずっと前から、一度は訪れたいと思っていた場所です。
戦争という大きな歴史の中で、まだ若く、息子くらいの年齢の青年たちが、国のため、家族のため、大切な人たちのために命を懸けて戦った。
その遺影や遺書が展示されていると聞くと、胸が締めつけられるような気持ちになります。
もちろん戦争は二度と起こしてはならないことだけれど、
その時代を生きた人たちの「覚悟」と「想い」に、直接ふれることができる貴重な場所だと思います。
そして、普段ちゃらんぽらんしているうちの息子にも、一度でいいから自分と同じ年頃の若者が何を思い、何のために命をかけたのかを感じてほしいとも思っています。
皆さんにとっての「一生に一度は訪れたい場所」って、どこでしょうか。
そんなことをふと考えながら、今日も家族会議は平行線です。
S・O
本日は、曇り空から時折晴れ間がのぞく、とても過ごしやすい1日ですね。
先日、テレビ台を粗大ごみで捨てようと思い、大阪市の粗大ごみ収集申込をインターネットでしようとスマホで操作していたのですが、な、なんと、インターネット申込の場合は粗大ごみ処理手数料券支払いがキャッシュレス決済も選択できるようになっていました。(便利!)
今までは粗大ごみ処理手数料券を取り扱い店で購入していましたが、その手間が省けて楽になりました。申込番号をメモに記入し貼付でOKとのことです。
そういえば、数日前にメモに番号を記入して粗大ごみを出している方がいたのを見かけた時に、(なぜシールを貼っていないんだろう…)と思っていたので、合点がいきました。
ちなみに、粗大ごみ処理手数料券、郵便局での販売が3月31日で終了と案内されていました。
今後もキャッシュレス化は加速していきそうですね。
便利と思う方も、そうでない方もいらっしゃると思いますが、遅ればせながらも変化に対応していかないといけない世の中です…しがみついていこうと思います。
E・I
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