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お葬式日記

少しずつ

2018.04.15

昨日から雨が降り始め、やっと止んできました。
天気予報では、お昼からは晴れるらしいのですが。

先日、お休みの日にクローゼットの中の1年間着なかった洋服や
古びたカバンを思い切って捨てる決心をしました。
ごみ袋に入れる前に「来年着るかも・・・」と思い悩みながら作業をしていたので
一日かかってしまいました。
おかげさまで、クローゼットの中もスッキリしました。
さらに数年着ていない洋服はなんと実家に置きっぱなしになっていて
それもそろそろ片付けないとなぁと思います。

最近、「生前整理」が気になっていませんか?
いっぺんに整理しようと思うととても大変です。時間がかかります。
お金もかかってしまうかもしれません。
部屋の掃除をするように、毎日少しずつ。曜日を決めて・・・等
自分に合った方法でマイペースにすればよいのかなと思います。

まあ、”物を増やさない!”ということが一番なのかもしれません。
明日、母に言ってみることにします。
「そんなことわかってるわよ!でも、どんどん物が増えちゃうの。」と言われそうですね。

2018.04.14

お客様から、故人様の愛犬を葬儀に参列できるのか?というご相談がございました。

葬儀社の自社ホールなどで例外的に対応できるかもしれませんが、ほとんどの葬儀式場と火葬場はペットの連れ込み禁止になっています。

ペットも家族同然の時代ですから、葬儀に参列させてあげたいという思いもわかります。

なかなか難しい問題です。

2018.04.13

10年ひと昔という言葉がありますように
若いときはあまりピンと来ていませんでしたが
50歳に近づく今はその言葉の意味がよくわかるような気がします。

お葬式もまた10年前と本当に様変わりしたと感じます。

料金的なこともそうですが
地域とのかかわり方
親戚とのかかわり方
そして宗教家とのかかわり方

すべてにおいて変化してきています。

どちらが良いかではなく
どちらも時代を背景に変化していくものだという事実なのでしょう

時代の流れの速さに流されそうですが、
忘れてはならない事もあるように思います。

それだけは忘れないように進みたいものですね。

2018.04.12

先日スタジオジブリの高畑勲監督が肺がんのためお亡くなりになられたとの訃報がありました。

私も子供の頃から「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」など何度も何度もセリフを覚えるほど見ていた記憶があります。大人になった今でも自分の子供たちと一緒にあのころと同じ気持ちで見れている。こんなアニメは他にないだろうと思います。

 

そんな高畑監督のご葬儀も家族葬として近親者のみで営まれたそうで、祭壇や控室などにはたくさんの高畑監督の作品が飾られ正に『ジブリ葬』だったとのことです。

 

一昔前(10~20年前)はこうした著名人のご葬儀にはファンや関係者の方々が参列されテレビのニュースなどでその様子が流れていた記憶がありますが、現在は葬儀・告別式は近親者のみで執り行われ訃報のみが報道されることの方が多くなっています。

著名人の方であれば別途「お別れの会」として行われているようですが…

 

これまでの古き良き葬儀の伝統やしきたりも残していくべき大事なこと、でもその伝統にとらわれない新しい形の葬儀も素敵だと思います。

ただ、どちらの葬儀も故人様の為に、故人様のことを想い、という根本は同じところにあると思います。

いかに故人様に喜んでもらえるか、いかにして最後のお別れをするか…等を考え執り行う行動自体が素敵だと思いませんか?

そして我々も最大限のお手伝いをさせて頂ければと思います。

 

私もジブリアニメファンとして新たな『ラピュタ』を期待していた一人ですので、今回の高畑監督の訃報は本当に残念で仕方ありません。

 

心よりご冥福をお祈り致します。

2018.04.11

なんとも寒暖差の激しいこと。

かくいう私も風邪をひいてしまいました。

風邪を引いて寝ているときなんとなく、風邪の語源が気になり調べてみました。

「風邪」の語源は「風」。

神代の人にとって風は単なる自然現象ではなく、神風という言葉が示しているように、神が往来するときに伴う現象と信じられていました。

特に、悪霊が吹かせる邪悪な風は、人間の体に障りをもたらすとして、病気に「かぜ」の語を当て、「風邪」と書いたのです。

昔は祈祷などの民間療法があたりまえでしたから、病気になると<何かが取り憑いた>とも考えたそうです。

ん~、まぁ。といったところですね。

皆様、風邪には十分気をつけてください。

2018.04.10

昨日は入学式や入園式が多く、いいお天気で良かったと思いますが、桜が散り始めてしまい、恒例の集合写真の後ろの桜の木が少し淋しかったかもしれません。

ところで、お葬式やお法事などで行われるお焼香ですが、
「抹香」をたくものと「線香」をあげるものがあり、一般的には葬儀・法事では抹香をたく場合が多いようです。
元々は釈尊在世中から続けられた儀式であり、日本では仏教伝来とともに身を清めて仏を供養する必要から、焼香の習慣が取り入れられました。沈香や梅檀香を粉末にしたのが抹香で、各々自分で調合して焼香したそうです。
お焼香の回数は宗派によって違うらしく、もしわからなかったら、ご自分の宗派の焼香回数だけすればよいそうです。

2018.04.09

以前ニュースである市町村で入棺体験をイベントで行ったというのを見ました。

体験者が棺の中で横たわり、スタッフが布を掛け、3分ほど棺を閉めるという内容でした。

入棺体験というと「終活」のイメージが大きいですが、体験者の年齢層は様々らしく、20代の参加者もいるそうです。

体験したいと思われた理由は様々だと思います。
入棺体験を通して死について、また自分の生き方について改めて考えるようになったという声もあるようです。

主催者側は「死について考えると同時に、その人らしい葬儀について考えるきっかけになれば」と話されていました。

このようなイベントに参加するのも、今後のことについてじっくり考えるきっかけの1つだと感じました。

2018.04.08

数日、風も強くて肌寒いですね。
事務所近くの公園の桜は散ってしまいました。
今年は、花見に行けなかったのが残念です。。。

母方の親戚のお葬式が先月、今月と続きました。

母から聞いたのですが、
「知っとる??〇〇さんとこのおっちゃん、亡くなっただってなぁ!」
と近所の人から聞いたと叔父が言っていたそうです。
最近はあまり付き合いもなかったようですが、
直接聞きたいですね。

叔父が連絡をすると、数日前に家族だけで済ませたとのこと。
たぶん、落ち着いたら連絡しようと考えていたのだと思うのですが、
近所の人のほうが少々早かったみたいです。

突然にやってくるお葬式で皆慌ててしまって、お葬式の後も忙しくて
つい色々と後回しにしてしまいがちです。

知っておいたほうが、後々困らない困らせないことって
本当にたくさんあります。
皆様、やっぱり事前のご相談は大事なんです。

2018.04.07

寒の戻りでしょうか?
せっかく暖かくなったと思ったのも束の間、
また寒い日が続いています。

あさ、公園を掃除していたら、桜の花びらがたくさん散っていました。
少し寂しい気がします。

季節の変化を感じながら、今日も仕事を
頑張ろうと思います。

2018.04.06

NHK で、何度か見たことがあるのですが、小泉八雲の「怪談」という映画。

1960年代の映画ですが、昔っぽいと感じるか、日本の映画らしいと感じるか。

特殊技術、CGなんか辺り前ですがございません。
映画や映像のことなどは素人でわかりませんが、色使いや俳優さんの間は素人でも、すごさを感じます。
こういう映画を見て、現代の監督さんも影響を受けられたりするのでしょう。

さて、話を戻して小泉八雲ですが、ご存知の通り明治の学者さん。
明治の世、西洋文化がどんどん入り込み、日本が大きく変化していく時代。
その後に、よその国と戦争をしていく時代です。

そんな時代に、日本文化を研究し、日本人以上に日本を知っている、
また、日本人以上に日本の良さを知っていた人物とも言われています。

当時の風潮で言えば、逆をいっていたのでしょう。

その西洋人が書いた小説が、後に、現代においても日本人に影響を
与え続けて鋳るというのはすごいことです。

トレンドというのの影に必ずといってよいほど後世に残るような
文化が潜んでいます。

トレンドに沿うことも大事かもしれませんが、逆行する動きこそ、
実は先取りしているとも言えるわけです。

ご葬儀もたくさんのスタイルがございますが、最近はやりの、ではなく本当に送りたい形を徹底的に追求することが、
遠からずトレンドになるかもしれません。

2018.04.05

ここ2,3日は暑いぐらいの気候
そして本日は昨日より-5℃と毎日のように激しく変わる温度差
体調を維持していくのも大変な季節ですね。

満開だった桜もそろそろ葉桜に移り変わろうとしている本日
日々の変化を感じながら過ごせているのも日本ならではの事なのかもしれませんが…。

先日、弊社でお葬儀を終えられた方からのお礼の言葉の中で
「49日までの間いつも寄り添っていただき大変心づよかったです」と
いう内容のお手紙をいただきました。

葬儀の間だけではなく普段の生活に戻られるまでの間
しっかりとサポートさせていただくことを考えたサービスを心がけている
弊社にとって、とてもありがたいお言葉です。

またほかの方からは
「私たち以上に故人を大切にしていただき、大変うれしかったです」と
お言葉を頂戴いたしました。

どのようにしたらお客様が考えておられる
「きちんと送りたい」を形にできるのか
葬儀社に勤めるスタッフとしてできる限りのことを
全員で考えながらお手伝いをさせていただいていることが伝わったのかもしれません。

これからもお客様のお気持ちに寄り添いながら
この方のようなお言葉がいただけるように
日々精進してまいります。

2018.04.04

先日、葬儀後の手続きをいったい何からすればよいのかというお電話がありました。

いろいろな本を読んでいると、様々なことが書いてあるので、迷われたみたいです。

弊社からも葬儀後に読んでいただく資料をお渡ししておりますので、
「とにかく聞いてみよう」と思われたとのことです。

他にも、数か月前や数年前のお客様からもお電話いただくことがあります。

中には「わからへんことは、とりあえず川上さんに聞こうと思って」と言ってくださる方もいます。

ちょっとでも、「どうしたらええんやろ?」と思われることがありましたら、
お気軽にご来店やお問い合わせくださいませ。

2018.04.03

先日友人の家にお邪魔した時に伝言ゲームのようなものをしました。

皆が1人1つスケッチブックをもち、それに各自あてられたお題を文字で1枚目に書き、その次のページにそのお題の絵を自分で書きます。書ける時間は2分ほどでお題によっては足りない感じでした。
書いたら隣の人に渡し、それを受け取った人は前の人が何を描いた絵なのかを考えて文字で書きます。
絵は描かずまた隣の人に渡し、渡された人はそのお題の絵を描く、そしてまた次の人が文字を書いて・・・という風にして、最終的に自分が始めに描いたスケッチブックが手元に帰って来るまでやります。

たとえば最初セーラー服を描いたはずなのに、周りに周って返ってきたらフラフープが描かれて返ってきたりして、作業的にはシンプルですがとても面白かったです。

仕事中では絵で何かを伝えることは余りなく、言葉で伝える事が大半です。人から人に同じことを伝えようとしている中で少し伝え方が違っただけで、内容やニュアンスが変わったりします。

聞いた事を忠実に伝えれるように、また分りやすく伝えれるように日々勉強していこうと思います。

2018.04.02

本日がこのブログのデビューです。今後ともよろしくお願いします。

早速話のネタにとインターネットで探していたところ、とあるブログの記事が目に留まったので紹介します。

その記事には「最近は遺骨をお墓に埋葬せずに海に・山に・思い出の地に撒く【散骨】を希望する人が増えている」という内容でした。

私自身20代の頃、沖縄の海でダイビングをした際の海のキレイさに感動したあまり「自分が死んだら沖縄の海に骨を撒いてほしい」なんてことを考えていたこともあり興味を持ちました。

そのブログ主によると「これは少子高齢化や核家族化などの社会的背景もあるが、葬儀やお墓についての考え方が一昔前と比べて少しずつ変わってきたことも理由の一つだ」とのこと。

例えば葬儀の場合「個人の好きだったお花で祭壇を飾りたい」「出棺の時には好きだった曲を流したい」、お墓の場合は「墓石には心に残った言葉を彫りたい」「墓石は〇〇の形にしたい」というようなオリジナリティを求め、慣習やしきたりにとらわれずに『その人らしい』お別れをする人が増えているようです。

このようにご夫婦で・ご家族で『こんな風に送られたい』『こんな風に送ってあげたい』…とまずは笑い話やお酒の肴に話すのも良いかもしれませんね!

そして、いざご葬儀のご相談の際には「そういえばあんなこと言ってたなあ」とお伝え下さい。
私たちも可能な限りご希望に沿えるよう尽力します。また、これからもそんな皆様の思いを尊重し実現できるよう日々勉強!日々精進!したいと思います。

2018.04.01

いよいよ、暖かくなってきましたね‼︎

昔の人は、春先の気候不安定な時期を「木の芽時」といって、木の芽が生える時期が人の心や体調が、一番病気になりやすいときだと、警戒していたそうです。

冬から春に変わる過程で、人間の身体もある種の冬眠状態から醒め活動的になる準備を始めるのですが、中には、生活習慣などの影響でそのバランスが上手く取れずに情緒不安定になる人が出てきやすいと言われています。

みなさまはいかがですか?

私は元気です!少し鼻水は出てますが、花粉症と言うほどではなく元気です!

こういうこと知ってると先に対処できそうですよね、皆様もしんどくなる一歩前に対処してください。

2018.03.31

3月も今日で終わりです。
厳しい寒の戻りがあったりして、いつになったら本格的に暖かくなるのかしらと思っていましたが、さすがに春らしくなってくれました。

4月から新しい生活がスタートされる方も多いと思います。
我が家でもこれを機に家の中を片付けていますが、処分に困るのが人形です。飾らなくなってからは、見ないふりをするように物置に封印したり、実家に置かせてもらったりしていましたが、実家のケース棚に並ぶ年期の入った人形達もいずれは処分しないと、子供達が困ることになりますので、そろそろお焚き上げを考えています。

故人様の使われていたお品もお焚き上げを依頼される方がたくさんいらっしゃいます。
元々お焚き上げとは粗末に扱う事ができない神仏にかかわるものをお寺や神社の庭で焼いて供養する事から始まったそうです。

弊社でもお焚き上げのお手伝いをさせていただいていますので、お気軽にお声をおかけください。

2018.03.30

花粉がひどい。花粉症の気はあるのですが、ここまでひどくなった年はありません。
薬のんでもあまり変わらないです。

先日実家に帰省しました。その道中、けっこうな山道を通ったのですが、その運転中も
大変でした。しかも、よりによって渋滞だらけ。3時間弱もあればつく道のりが、
なんと6時間!!
家についた頃には、ヘトヘトでした。

十数年ぶりに帰省したのですが、思った以上に元気な母の姿に少しホッとしました。
実家付近の街並みも、思っていたほど変わっておらず、これまた拍子抜けするくらい
でした。

毎日見ていると変化が分かりづらいといいますが、十数年ぶりの実家もそんなに変わってないなー
という感じ。

でもここも自分の居場所なのかなと。

ひとはそれぞれ自分の居場所を探すものです。

回りの変化を感じたり、自分と回りのギャップを感じたり、いろんなところで
人それぞれ苦労するものです。

ただ、自分の居場所を固持するあまり自分と回りのギャップを感じられないと、
自分の存在をそれこそ誇示するだけになりなります。

チームワークというのは、そういうものではないと思います。
自分のできることを最大限に活かし、同時にそれで周りも活かせることのように
思います。

越権行為などは言わずもがな、自分の立場をわきまえて、自分のポジションを
再度確認することもだいじでしょうね。

そんなことを考えながら、夜桜をみながらおもうのでした。

2018.03.29

また暖かくなってきましたね。
先週は気温もグッと下がって冬に戻ってしまったようでした。
そんな日に親戚のお葬式に参列しました。
母方の親戚だったため、鳥取県まで行ってきたのですが、
もちろん大阪より寒くてさむくて。。。

葬儀は自宅でおこなわれ、ご近所さんが色々お世話をしてくださっていました。
ちょうど到着したのが、お昼前だったからなのか
叔父が「近くの公民館で、うどん食ってきないな!」と言ったのです。
うどん!?と不思議に思っていると
「ウチの地域では、お蕎麦ですよー」
「ウチはそうめんですけど、最近はする家が少なくなってきたわー」と
他県から来た参列者の声が聞こえてきます。
ご近所さんが準備してくださってお式の前に振る舞われるのだそうです。

そして、出棺のとき
柩に白い布が結びつけられていて、その細い布は長~くなっています。
柩は男性が、白い細い布は女性が持つように葬儀社さんから説明がありました。
霊柩車は少し離れたところに止めてあり、そこまで皆が列になり、ゆっくりと歩いていくのです。
「善の綱」という風習だそうです。

地域によって様々な風習がありますね。
他にも今の大阪のお葬式事情とは違うなと感じることがありました。
いろいろ勉強になります!

2018.03.28

暖かい日が続き、桜も満開です。
朝、公園の掃除をしていたら桜が咲いていてとても
きれいでした。

車を運転していても
ついつい景色に目が行ってしまいそうになります。

でも、安全運転を心がけ、今日も頑張ろうと思います。

2018.03.27

恩を知らざるものは畜生よりも甚だし

恩を知らないものは、畜生、つまり動物よりも劣っている、ということです。

恩を感じることで感謝の気持ちが湧き、人生を強く生きる力が出てきます。

反対に、恩を当然と受け流せば、出てくるのは不平・不満、恨みの心です。恩を当然と流す人のもとからはやがて人は離れていき、ますます孤独になってしまいます。

どちらが幸せな人生を送れるかは明らかでしょう。

苦しみが大きい時は、すこし顔をあげて周りを見てください。自分はいかに支えられているかに気付き、支えてもらっている自分の人生をもっと大切に生きよう、と思えるはずです。

考えてみたら、私もかなり周りに支えられています。

しんどい時ほど、感謝です。

今度は何か返せる側に回らないといけない。

がんばろう。

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