言われればうれしい
本日お会いしたご遺族は、栃木県と愛知県から飛んでこられた そうです。 はじめての大阪、それもまさか訃報を受けて駆けつけること になるとは思ってもみなかったでしょう。 故人は、お身内と10年ほど音信不通になり、どこへ行ったやら、 という状況だったそうです。 ただ、知らせがないのは元気な知らせ、というように、昔から すーっと姿を消してしまうので、いつものことと思っていた と。 ただ、10年ともなると….。 こんな形で女性お二人で、はじめて大阪に来られ、知らない土地で 葬儀社を探して、となるとさぞ心細かったのではないでしょうか? そんなお二人が、「大阪の方はスパッとしてそしてみんな優しい方ばかり だ」とおっしゃられました。 私のことをおっしゃられたわけではないでしょうが、仮に社交辞令 だとしてもとても嬉しい言葉ですね。 見返りを求めない優しさって、本当に大事だと思います。 そんなお二人とそして故人のために、よい葬儀を。
近所の商店街を歩いていると、以前ご葬儀を担当した方にお会いし、
お布施の額について質問がございました。
一周忌のお布施の額は?49日のお布施の額は?
ひとつの目安として、初七日の時にお渡ししたお布施の額を参考にされたらよいと思います。
お気持ちで、お車代、お食事代を足されると丁寧です。
母と姉家族は母の実家の鳥取県へ行っています。
先日、母に電話をしたところお土産を買うのに忙しかったのか
まったく出てくれず、放っておいても良かったのですが、
ちょっと心配になって家に行くと、やはり母の実家へ行く準備で
バタバタしていました。
さて、今年は父の初盆です。
先日、一周忌の法要を済ませたので、家族だけで供養するのかと
思っていたのですが、今日伯父の家にお寺さまが
来て下さっているらしいと聞きました。
この時期になるとお盆に関してお客様から
お問い合わせがあります。
テレビでも、雑誌でもお葬式に関することや
相続、終活などが特集されます。
皆が興味を持ったり、考えさせられたりする良い機会ですよね。
昨日あたりから朝晩が涼しく感じられるようになりました。昔の夏はこんな感じだったような気がしていますが・・・。
15日のお昼を過ぎるとご先祖は墓に帰っていかれます。
帰られたらお墓まいりに行かれる方も多いのでは無いでしょうか?
この頃はお墓を持たない方も多くなってきています。そんな方のご先祖は墓ではなく納骨堂などに帰られるんですかね。
一体どこにおられるんだろといろいろ考えてしまいますが・・・。
ご先祖がおられたおかげで今の私が居るわけですから、感謝しております。
今日も暑いですね。
こういう日は水分補給は欠かせません。
体調に気を付けながら過ごしましょう。
さてこんな暑い日でもお寺様は袈裟を着てご葬儀です。袈裟とは本来はインドの仏教僧侶が身にまとってた布です。その時は価値や使い道がないボロ布を合わせて作ったとされています。
これが中国に伝わる頃には様々な色や金襴の布地が用いられるようになり、その組み合わせにより僧侶の位階や特権を表すようになりました。
江戸時代までは「紫袈裟」は天皇の勅許が必要でした。
葬儀に参列した時は是非導師様の袈裟に着目してみてはいかがでしょうか。
世間はお盆のようです。
お盆過ぎたら涼しくなるといいますが
毎年9月末くらいまでは暑い気がします。
温暖化でしょうか?
お盆の飾りに精進馬と 牛がありますが
先祖の例はキュウリで作った馬に乗って帰って来て
なすの牛で帰って行くそうです。
早く帰って来て欲しいから、来る時は馬
ゆっくり帰って欲しいから帰りは牛だそうです。
人がお亡くなりになると、その死亡を証明するため、死亡診断書が医療機関で発行されます。
担当医師が故人様の病状やお亡くなりになった原因が記載された書類で、役所の戸籍課へ提出すると遺体の火葬許可が下りるという流れです。
死亡診断書とおなじく、死体検案書という書類はご存知でしょうか?
証明書としての効力は同じなのですが、故人様の死亡確認を誰がしたかによって変わります。
病院や診療所の医師が自然死として死亡確認をした場合は診断書となります。
しかし、不審死と思われる事案については警察が介入し監察医が死因特定を行います。
そして監察医が発行する証明書が死体検案書となるのです。
死体検案=本人は死亡しているが、死亡理由に不審がある場合に不審死でないことを公的に証明を行う作業ということです。
書類の書式は統一されていますので、医療機関発行の死亡診断書の横に死体検案書と記載されています。
どちらかを、斜線で消して使用します。興味のある方は一度、ご覧ください。
台風も過ぎ去りまた暑い日が続きます。
あまりの暑さに毎年のように夏の野外ライブへ出かけて
いたのですが、体力が心配になって今年はやめました。
さて、私ももうすぐ入社して丸7年になります。
私たち業務課は、
お電話でお客様とお話をさせていただくことが多いのですが、
入社当初は、電話が鳴るとドキドキしたものです。
きちんとお話をお聞きすることができるのか、
ご質問に間違うことなくお答えできるのか不安だったからです。
きっと、それはお客様へ伝わっていたんだろうなと思います。
ご不安なのはお客様のほうなのです。
少しでも、私たちとお話をして安心していただきたいのに。。。
顔が見えない分、声には気をつけなければなりません。
今、業務課では新しい仲間が増えています。募集も継続中です。
私は最近、入社当時の不安だった気持ちや焦り、
先輩方に教えていただいたことを
思い出すのに少々時間がかかるようになりましたが、
忘れずに伝えています。
そして、これからもその時の気持ちを忘れずに
伝え続けたいと思います。
夏休みです。毎日、朝から晩まで、子供が家にいます。
小学校低学年の次男、三男は、学校から出された夏休みの宿題
は、ほぼ終わらせているようで、遊ぶことしか考えていません。
そこで、巷で噂のドリルを買い与え、すこしでも静かな時間を
作らせようと購入。
これが、良かったのかどうなのか、さすがは小学生、う○こ、という
語句に異常なまでの好反応。
次男は約2日で終わらせてしまう始末。
三男は、なぜう○こなのか?という変なところに気が向いてしまって、
う○こドリルだけに、うーん、と悩む。
まあ、いろんな意味でこれもひとつの夏の思い出にしてくれれば、
という親の勝手な思い。
でも、きっかけはどうあれ、とっつきやすい、興味をひく、というのは
どんなことでも必要です。
やりたくないと、決め込んでしまうと、物事は進みません。
やりたいとか、やりたくないっていう感情は、今までのその人の
経験からくる欲求か、防御反応でしかないわけで。
よくお寺の入口や玄関には「脚下照顧」という四文字の木札を見受けます。
これは「足もとをしっかり見よ」という意味です。履き物のぬぎ方ひとつにも細かく気を付けて、だらしなく不揃いなぬぎっぱなしをするなということです。
さらに脚下は単に履き物のことだけでなく自分の足もと、自分の立っている立脚点、現実的出発点を意味しますので、脚下照顧は「自分自身をしっかり見よ」ということになります。
理想のみを追い求めて現実を忘れていないか、理想ばかりに走って実践をおろそかにしていないかと、常に自分を見つめ、反省する心が大切だというのです。
先のことばかりにとらわれていませんか?
今、自分の足もとをしっかり見て行動するのが大切です。
嵐の前の静けさか?かなりゆっくりとしたスピードで関西に向かっているようで明日は上陸するようです。
明日は生野区の無料お葬式講座が開催される予定ですが、それてくれれば開催すると思いますが
なかなか思うようにはいかないかもしれません。
この無料お葬式講座地道に活動を続けてまいりましたが、もう10年近くになります。
これからの10年もお葬式に関するいろんな情報発信を行なってまいりますので、引き続きよろしくお願いします。
寝苦しい日々が続いています。
台風が来るとか、来ないとか・・・。
先日、テレビでデジタル遺品の特集を
していました。
故人様の携帯電話やスマートフォン、パソコンの
パスワードがわからず、困っている方が多いと
の事でした。
中には故人様がネットで投資などしていて
多額の負債がでてしまった方もいるそうです。
この20年で携帯電話は驚くほど
普及しました。これから、このような問題も
増えていくのだろうなぁと思いました。
毎日暑い日が続いています。
しかし、急に雨が降ってきたりして
涼しくなるかと思っていたら、より一層ムシムシしてしまいますね。
さて、私たち業務課では、いつも葬儀を終えられたご遺族へ
葬儀後の手続き方法や四十九日までの流れなどの資料を
作成してお渡しする準備をしています。
定期的に情報が新しくなるようにチェックをしています。
ご遺族から資料にのっていないご質問があった場合は、
出来る限り今後の資料づくりに、いかせるようにと思っています。
先日も、「葬儀後の方がいろいろ大変やね・・・」とおっしゃっていました。
たくさんありすぎて具体的に何が大変かと聞かれると
私も経験してみて、一言では答えられません。
ただ、「面倒なことが多い」という事は言えます。
これからも、皆様のご希望に沿う役立つ情報を発信していけるように
より一層努めたいと思います。
急に当社へ来店された男性。
少し焦った様子でドライアイスを頂けないですか?と来られました。
よくよく、お話を伺うと、飼い猫が急に亡くなり、ペット霊園に連れていくまでの間、体が傷まないように
冷やしたいとのことでした。
色々とアドバイスをさせていただき、結局、ドライアイスは利用しませんでしたが、
以外な需要があるもんだと、思わせる出来事でした。
お葬式に携わる仕事をしていて、本当に良かったと思うことがあります。 充実感とも満足感とも違う、なんともいえない感覚になることがあります。 どんな時だろうと振り返って考えてみると、結局はご遺族の気持ちに少しでも 近づけたのではないか?と思う瞬間の感覚なんです。 ご葬儀に関していろんな考えのご遺族がいらっしゃいます。 我々は、ご遺族のとてもプライベートで、且つ繊細な部分に立ち入るわけです。 そんななか、そのご遺族とお話をしたり、打合せをしたり、仕事ではありますが、 いろんなことでご家族と進めていく間には、喜怒哀楽いろんな場面に遭遇したり するのです。 こんな経験は、たくさんの仕事はありますが、そうそう出来ることではありません。 そのなかで、ご遺族の本音の部分をしっかりお聞きすることができた時は、 本当に、一員になれたような気がします。 いろいろな規模のご葬儀があるわけですが、故人に対しての思いが、ご遺族から ひしひしと伝わってきて、それを具現化し、ご遺族からも「これだ」という 感覚をいただけたとき、本当にこの仕事をしていてよかった、と思うのです。
ちょっと頭を下げて軽くお辞儀をすることを「会釈をする」といいます。
仏教の教えは、たいへん広いものなので、その中には、一見矛盾しているように思われる教えがあります。そのときそれらの相違点を掘り下げ、根本にある、実は矛盾しない真実の意味を明らかにすることを、会釈というのです。
そこから、あれこれ思い合わせて納得のできるような解釈を加えることや、いろいろな方面に気を配ること、儀礼にかなった対応などを経て今のような意味になったと考えられています。
会釈をする時は矛盾しない真実の意味を明らかにするつもりでしてみると何かを悟れるかも?
毎日暑い日が続いています。
会社の近くの公園で、毎朝蝉が鳴いていますが、
この暑いのに、よく鳴く元気があるなぁ、と感心
してしまいます。
先日、用事があり、仏具店に行ったのですが、
最近は、家具の様な仏壇も沢山あり、
可愛い仏壇に囲まれて楽しくなってしまいました。
合わせる具足によって、同じ仏壇でも雰囲気が変わり、
季節にあわせて
具足を変える方もおられるそうです。
楽しい1日でした。
雨が降ったかと思えば照り返しがきついぐらいの暑さとよくわからない日が続いています。
汗かきの私は立っているだけで汗が滝のように流れて来ます。
そんな中、湯灌に立ちあう機会があったのですが、1時間ぐらいの間で手際よくそれでいて厳粛に・・・。
お家の方も参加いただくことができ大変喜んでいただけました。
この流れ勉強させていただき、お客様に喜んでいただけるように精進いたします。
今日は、1年ぶりにゲリラ豪雨に見舞われました。
しかし不思議です。数百メートル先は、まったく降っていなかった
んです。局地すぎるやろ、と突っ込みたくなるくらいです。
その後、蒸し暑さがなんと倍増しまして、一日中汗をかいていた
ような気がします。
通勤もかなり大変ですが、社内で本を読みながら涼むのは
なかなかいいものです。
最近読んでいる本の内容もなかなか面白い。
コミュニケーション能力の話です。
日本人は他国に比べて、以前はコミュニケーション能力の高い
国だったそうですね。
「そこのあれとって、やっといて」という表現で通じたそうです。
まあ、現在はといえば先の言い方をしようもんなら、大抵は
通じません。
そんな言い方をした方が悪いとなります。
昔のドラマなんかで、亭主関白な父親が母親にたいして、目線も合わさず
「おい」と手を出す。妻はわかったように新聞を差し渡す。
それを子供たちはいつもの光景としてみている。
良い悪いは、とりあえず置いておきまして、夫婦のすごい能力です。
習慣といえばそうかもしれませんが、一種のテレパシーとか
以心伝心というものでしょう。
あ.うんの呼吸なんてこともいいます。
多種多様で、物が溢れ返っている時代です。そう簡単には夫婦でも
できないでしょう。
それが、仕事場となるともっと….ということです。
どうしても自分の経験則から来る物事で、言葉の意味を捉えがち
ですが、相手がどう思っているかを考えず突っ走る人も多いです。
葬儀の状況は、このコミュニケーションの食い違いが発生しやすい
ところです。
なにしろ、お葬式に慣れている人なんて葬儀関係者以外いない
のですから。
そう考えてご遺族と接しなければ、思わぬ食い違いが発生して
しまう危険性があります。
丁寧な説明はもちろん、流しがちなことも確認することが、本当に
大切だと改めて感じさせてくれる、そんな本です。
今朝、電話で事前相談された方、
「父はまだ、大丈夫だと思うんだけど・・・」 と話しておられました。
お昼に再度連絡があり、
父が亡くなりましたとのでお迎えに来ていただけないですかと連絡がございました。
打ち合わせの際に息子さんがおっしゃしていたのですが、
こんな急に亡くなると思っていなかったんです。
でも事前に相談していて本当に良かったと。
慌てずに行動することができました。
ご葬儀は緊急を要する場合もございますので、
慌てないためにも是非、事前相談をお勧めいたします。