2008.09.30
物理的な死 精神的な死
ある日のご当家。 喪主様は医師である男性で、ご自宅からの式場へのご遺体のご移動時に、「母の好きだった庭を通りたい」と希望されました。 ...
2008.09.15
隣人の頼み 身寄りのない方の葬儀の現実
「おばあちゃんに後のことは頼まれてんねん。どうしょうか」と男性が来られました。 隣人である女性は子供や孫など身寄りが一人もいないため、信用している...
2008.08.24
たばこを片手に仏様を運ぶ葬儀社
ある葬儀社の寝台車が式場に到着しました。 降りてきたスタッフは、くわえタバコです。 式場にいたスタッフも交えてひとしきり談笑し、その煙草を地面に投...
2008.06.26
寝台業務
最期を迎える場所、今現在では病院がほとんどではないでしょうか 今後、高齢化社会を迎える日本。病院のベットは数が足らなくなり、自宅治療が多くなる日も...
2008.06.22
心ひとつに
私たちとご遺族の心が一つになった気がする瞬間がある 病院のお迎から始まり、ご自宅へとご安置 その後、葬儀の日程を決め、お寺様に来ていただき一番初め...
2008.06.15
金髪のお寺様
火葬場併設の式場で葬儀を施行していると、多くの葬儀社さんと顔を合わせます。 男社会と言われてきた葬儀界ですが、最近は女性スタッフも増えています。きびきびと働く姿...
2008.05.14
ひっそりと骨安置
「独居老人」という言葉が浸透したのは、いつからでしょうか。神戸の震災のころからでしょうか。長年連れ添ってきた片割れを震災で亡くし、子供に同居を提案されても、やは...
2008.05.07
『無神経な営業』
香典返し。 お葬式にて御香典を頂いた場合は、ある期間をおいてから御香典のお返しをします。やはり頂き物。頂きっぱなしというわけにもいかず、ほとんどの...
2008.04.22
母国葬送
在日に方の中には、お亡くなりになったあと、韓国(母国)にご遺体を搬送し埋葬する方がいらっしゃいます。 韓国は土葬の風習が根強く残っております。 &...
2008.04.17
おくりびとブーム
映画「おくりびと」がアカデミー賞を取ってから、テレビで「葬儀」をテーマにしたものが多くなってきている。 「この棺は、40万円だそうです」 「わあ、...
2008.04.03
通夜も様変わり
ひと通りご弔問者もお帰りになり、遺族親族だけで祭壇前に交代で線香とろうそくの番を行う。 そこにお酒は付き物。 皆でワイワイがやがや言いながら、故人との思い出話に...
2008.03.22
お葬式はひと悶着
先日、式場に入り「おはようございます!」と挨拶すると、ぶすっとふくれっ面の親戚様と、おろおろしている喪主様がおられました。 「お墓を作らんとはどう...
2008.02.13
夫婦どちらが先に逝くべきか
ひと昔前とは違い、最近は事前にご相談される方が急増しています。 当社にも必ずといっていいほど、どなたかがご相談に来社されます。 その中で、お葬式の...
2008.02.13
死の壁 葬儀の現実
「仏を何やと思ってるねん!」 お客様から受けるクレームで一番辛いのがこちら。 幸せにも当社は、お聞きする事はないです。 ...
2008.02.01
老老葬式(ろうろうそうしき)
老人が老人の介護をすることを、老老介護(ろうろうかいご)と呼んだりするようです。核家族化が進み家庭の事情などにより高齢者が高齢者の介護をせざるをえない状況のこと...
2008.01.10
愚痴を聞くのも葬儀社の勤め
ご葬儀を担当させていただいたあるご当家にお伺いしてお話をしていると、 「最近の読経は、手を抜かれている気がすんねん」と、 長いお付き...
2007.11.18
葬儀場で見た、悲しい現実
大阪市の斎場内に併設するある式場。 大・中・小の3パターンの式場があり大式場を真ん中で区切ることで二つの中式場として使用することができる。 &nb...
2007.11.05
火葬場の姿勢
火葬場に霊柩車が到着すると、火葬場のスタッフが迎えに来て電動式ストレッチャーに乗せてご遺体を窯まで移動させます。 私たち葬儀社はしょっちゅう行く火葬場ですが、一...
2007.10.02
「詩吟」とお葬式 創業140年大阪かわかみ葬祭の社員の思い
皆さんはご存知ですか?「詩吟」 ご年配の方はご存知の方が多いとは思いますが若い年代の方は恐らく知らない方が多いでしょう 正直、私もこの業界に飛び込...
2007.09.25
骨葬~けじめとしてのお葬式~
「お棺を親族がお手沿いしながら霊柩車にお乗せして、扉を閉めてご出棺」というのが大阪市内でのお葬式のほとんどで見られるクライマックスシーンです。 し...