仏教の宗派
日本仏教会のホームページにわかりやすい記事がありました。
Q日本の仏教にはなぜ宗派があるのですか?
最初に仏教の教えを説いたのはブッダであることはまちがいありません。仏教が日本に伝来し、既に1200年あまり経ちました。その中で、時代とともに解釈が変わり分派したものが宗派と考えてよいでしょう。
たとえば、天台宗や真言宗が開宗立教された年代と黄檗宗では、約800年という開きがあります。「お釈迦さまの教えと宗派仏教の教えは違うのではないか?」というご質問をいただくことがあります。各ご宗派は決してお釈迦さまの教えを変えているわけではなく、それぞれの時代背景の中で、仏の教えを説き続けて現在に至っているわけです。
日本仏教の各ご宗派を横一列的に見るのではなく、歴史の経過という奥行で見ていただきたいものです。
それから、各ご宗派の教義の違いについてですが、一つの山を登る際に、様々な登山ルートがあるように、「悟り」に至るための修行の仕方は様々です。つまり「悟り」という頂上は一つなのです。
説明を読むと納得です。