常温ですが、あたためますか?
最近、気になるフレーズです。 コンビニに行きますと、ある特定の商品購入時に いわれます。 「常温ですが、あたためますか?」と。 弁当やおにぎりは、「あたためますか?」なのに、 ある特定商品にかぎり、常温ですが、とつく。 推察するに、弁当やおにぎりは、誰がみても常温、もしくは 冷えているが、その特定商品は、温まっているようにみえるから ではないだろうか? きっと、「あったかいとおもったら、冷えてるやん、これ!」 と、顧客よりクレームを受けたのか、それとも受けるであろうと 予想したのか? 忙しい店員は、弁当においても「あたためますか?」と聞かない 風潮があるが、その特定商品にかぎり、忙しくても必ず聞いてくる。 それは、今すぐ食べるのか?それとも帰ってから自分の都合に合わせて 勝手にあっためるのか、言っとくがあっためないと美味しくないぞ! と選択を迫られている気分になるのは、私だけでしょうか? 被害妄想甚だしいと思われるかもしれませんね。 言葉の捉え方は人それぞれかもしれません。 丁寧に言っているつもりでも、そうとは捉えられないことも あります。 誤解を招くことを恐れて、会話を拒否する人もいます。 言葉とは、知っている言葉の数ではなく、表現に知性を感じるもの です。 簡単な言葉であっても、言い回し方ひとつで大きく変わります。 我々のような仕事では、とくに大切なことかもしれません。 簡単な言葉で、いかにお客様を安心させられるか? 永遠のテーマです。