違い
もう年末。なかなか思うように日々進みませんがなんとか予定通りに来年を迎えたいものです。
さてさて今回はいろいろ調べてておもしろいなぁと思った骨上げの関東と関西の違いについて。
東日本では納骨後、骨壺が処分される割合が高く、東日本全体の約4割ほどは処分されています。これは直接ご遺骨をお墓に納めるか、自然葬か分骨などで新たな骨壺を用意するなどの理由からです。 ご遺骨を墓石の石棺内の浄土へお還しを済ませ、壺の役目は終わるとの考え方です。ご遺骨を分骨する場合は小さな骨壺を使うことになりますが、分骨した骨壺をお墓に納骨したり、手元供養、永代供養としたり、自然葬として散骨したりと様々な選択肢があります。 それらを組み合わせるケースもあるようです。
西日本では火葬場で全てのお骨を拾わず、体の主な部分をまんべんなく拾骨する形です。最後に喉仏を骨壺に納めて、全骨でなくても骨壺の中で人のかたちが成り立つような形で拾骨します。中には骨壺に納めるご遺骨を、本骨用(喉仏用)と胴骨用(喉仏以外)とに分けている場合がある。 本骨を納めた骨壺は寺院に納められ、胴骨を納めた骨壺はお墓に納めることもあります。
普段当たり前のようにやってても少し離れるだけで当たり前ではなくなる。不思議な気になります。