精霊流し
さだまさしさんの歌で「精霊流し」という歌があります。
長崎市を始め、長崎県内各地でお盆に行われる伝統行事だそうです。初盆を迎えた故人の家族が精霊船と呼ばれる船を引いて、市内を回った後、川に流します。
歌のイメージでは静かに灯篭流しのような事をするだけだと思っていましたが、
精霊船は山車のような豪華さで、大きな船、立派な船を出すことが一種のステータスともなっているそうです。
精霊船は初盆だけで、初盆でなければ、藁を束ねた小さな菰に花や果物などの供物を包み、
流し場に持っていくようです。
また歓声や爆竹の音が鳴り響き、さながらお祭りのような雰囲気だそうです。
爆竹を鳴らすのは中国の「彩船流し」の影響を色濃く受けているからとされており、元は魔除けの意味があったと言われています。
私は灯篭流しの経験もないので、地域によって様々なんだと思います。