三十三回忌
随分遅くなった梅雨入りを迎えたかと思うと、台風情報の声が聞かれるようになりました。昨年はここ大阪も大変な被害をうけましたので、どうぞ今年は大型の台風が来ませんようにと願うばかりです。
最近のニュースでは、先日、石原裕次郎さんの三十三回忌法要が行われた事が取り上げられておりました。石原裕次郎さんが亡くなってしばらくした頃、テレビ番組の中継で出ておられたまき子夫人は、まだ裕次郎さんの動いている映像を見ていない(見ることができない)とおっしゃっていた矢先、番組で裕次郎さんの映像が流れ、大変困惑されていた事が思い出されます。あれからもう30年。時の流れの速さに驚いてしまいます。
この三十三回忌で弔い上げとされるそうです。一般的にはこの弔い上げをもってそれ以降の法用はせず、年忌法用は終了とするという事になります。
仏教の世界では33年(満32年目)経てば、とんな方でも無罪となり極楽浄土へ行くことができると考えられており、この三十三回忌をもって亡くなった個人としてではなく、先祖の霊として祀られるようになるそうです。
地域や家々によっては五十回忌を弔い上げとされる場合もあります。50年ももちろん、33年も長いと感じられるか、あっという間だったと感じられるかはそれぞれだと思いますが、本当にお疲れ様でございました。