深み
2月初旬は、例年一番寒くなる時期ではないかと思うのですが、食生活、衣服やエアコンなどの進化でしょうか、小さいころの記憶にあるような寒くて寒くて仕方がない、指先がしもやけになるなんてことにもならず。
小さいころから、石原慎太郎氏という方は何かにつけ話題性のある方だなと。著作をいうほど読んだことはないので、どちらかというと、「政治家」というイメージが強く。
ただ記憶に鮮明にあるのは、芥川賞受賞者が「東京都知事閣下と都民のためにもらってやる」という発言の経緯。
こういうのを語りだすと、とどまることはないのですが、いろいろと当時の批評家さんなどの言葉にもありますが、野暮だよなーと思った記憶があります。(勝手に思っただけなので批判しないでください)
まあ、時代もうつろい、コミュニケーションの取り方も変わって(進化して?)きた現代です。
好き嫌いという感性の世界はなくならないのですが、氏の作品に対する痛烈な批評なども、しもやけのように懐かしさだけが残るようなものになってしまうのかと思うと淋しい気もします。
いや、でもすごい感性の若手作家さんもどんどん登壇されてくるはずです。