選り好み
先日、友人から電話があり「相談したい事がある」と言われ向かいました。
友人宅にはお茶も無く、とりあえずコンビニでも行こうと2人で歩き始めましたが、あいにくの激しい雨で徒歩10分のコンビニが果てしなく遠い。
パッと横を見るとポルトガル料理と書いた小さなお店が。
靴も服もビショビショで、もうなんでもいいから温かいものを食べようと入店。
私は小さい頃から食への興味が薄く、嫌いな食べ物も多く、学校の給食の時間を苦痛に感じていたタイプです。
なので食に対して新しい挑戦をする事はほぼ無く、食べた事ある物の中で日々ローテーションを回しています。
しかし、ポルトガル料理屋さんには私が食べたことがあるメニューは1つも無く、、、
と言うか、知っている料理が1つもありません。
ビショビショで知らないポルトガル料理屋さんで座っている状況に2人ともおかしくなっていたのか、もうなんでもよくなったのか、名前の響きだけでテキトーに注文しました。
結果から言うと、全て美味しかったです。
特に「バカリャウ」という小学生が好きそうな名前の響きの料理。
何の魚かわかりませんが、白身魚を焼いて野菜が添えてあるシンプルな料理でしたが、日本には無いような味付けでとても美味しかったです。
選り好みせず、常に新しい事にチャレンジしていく大切さを、雨と愛想の良いポルトガル人の店主から学びました。