心訓七則
子供の頃、毎年夏休みになると祖父母の家へ行き、親戚が集まって皆で楽しく過ごしていましたが、祖父母も他界し、本当に法事の時にしか親戚が集まることがなくなったので、法事って大事だなと感じるようになりました。
そんな祖父母の家ですが、山と川に囲まれた田舎で、トイレも和式の汲み取り式で子供の頃はすごくトイレが怖かった記憶があります。
トイレの内側に福沢心訓七則が貼られていて、それを読みながら恐怖心を紛らわせていました。
最近出先でその心訓七則が掲げてあるお店があり、祖父母宅のトイレを真っ先に思い出しました。
子供の頃は何気なく読んでいましたが、改めて読むと良い事が書いてあるなと心に沁みました。貴重な教訓を得た気持ちになりました。