葬儀の多様性
などと、大それたタイトルにしましたが、そんなに深い意味はありません。
本来、こういった習俗などは地域性もあり、同じ葬儀の形態をとったとしても、隣町に行くだけでも習慣がかわることもしばしば。
この話をどんどん膨らませていけば、国や大陸ごとに葬儀の仕方が違うことと結びついてくるわけで。いわば当たり前の話です。
言語も食も住居も衣服も異なるわけですから、違って当たり前です。
ただすべて、宗教的なことも含めて文化なんだなと、改めて思うわけです。
文化なんですけど、葬儀の役割に関してはおそらく、恐らくです、本質は世界共通なのかな、と思うこともあります。
よその国の葬儀事情に詳しいわけではありませんから、滅多なことは言えないのですが、古来から「死」という事象に対しては、いろいろな考え方があるわけです。
そして、急激に話が戻るのですが、現在の日本の葬儀事情。家族葬という定義らしい定義のない葬儀スタイルになっているのですが、これもその人の捉え方ひとつとなると、多様性の一部になるのかどうか…。
どんな形であれ、家族以外にもその人をきちんとお見送りをしたいという方が、実は結構いらっしゃるという事実を一番目を伏せてしまいがちなのが、ご家族なのかもしれません。
終活ブームの中、家族に負担を掛けないお葬式の本当の意味を考えていくお手伝いをできればと思います。