紙紮
亡くなった方への弔いとして故人様と一緒に埋葬される品物を副葬品といいます。
日本では六文銭などがよく知られていますが、海外ではまた違った文化があるのだと最近SNSで知りました。
アジアの一部で信仰されている「道教」では、紙紮と呼ばれる副葬品があるそうです。
紙紮とは、生活に必要な家や車、日用品などをかたどった紙細工。
仏教と違い、道教では「あの世はこの世と同じような世界」だと考えられているため、故人が生活に困らないようにと紙紮を燃やしてあの世に届けるのだそうです。
最近ではかなり現代的なデザインのものが多くなっており、有名ブランドのデザインを模したスポーツカーや高級腕時計から、iPhone、ゲーム機、クレジットカードまで・・・。
お家も大きなお庭にメイドや運転手付きの大豪邸。
果てはコンビニ、銀行、百貨店の紙紮まであるようで、調べてみるととても面白かったです。
皆様も興味がございましたらぜひ検索してみてください。
M. M.