花粉の話
が、ニュースでやる時期になりました。今月末あたりから気を付けて!という内容でした。ここ数年、花粉の飛散量がとにかく多いようで、私も数年前からいつの間にか花粉症の仲間入り。
事前に対策を、とよく言われておりますが、予防の注射を打ったり、いろんな防護マスクやゴーグルを揃えたりと、本当に深刻な方もいらっしゃるようで。
そのニュースで気になったのは、スギの木を伐採し、新たに花粉の出る量が少ないスギの苗木を植えているという話です。
スギの木は他の木よりも二酸化炭素を吸収する働きが強いとのことで、この世から花粉症撲滅のために、スギの木をすべて伐採しつくすというわけにはいかないとのこと。
もちろん建築資材でもたくさん使われるスギの木ですから、失くしてしまうというわけにもいかないのは当然ですが、花粉の量が減るスギの木となると、自然に派生するスギの木というのは必然的に減るものなのか、減れば結局のところ二酸化炭素を吸収する役割を果たすスギの木自体が減るということなのか、と朝から全く知識のないなかで、植物学的なことと環境について考えている間に、家を出るのが遅れてしまいました。
そんなこと考えたところで、私が何ができるわけでも恐らくはないのでしょうが、それでもたまには環境について大きな見方をもって何かを考えておかないと、地球温暖化はスーパーやコンビニで袋を有料にすれば収まるといった理論を受け入れざるを得ないことになってしまいますので、当りハズレ、正解不正解ではなく、いろいろ考えると今できる環境にやさしい取り組みがわかるのかもしれません。
それは地球規模のことなので、きっとストローのせいではないと個人的には思っておりますが、無くても済むものなら無くせばいいというくらいのことかと。
無駄を省く、という点では大きな取り組みだとは思いますが、もっと根本的に環境破壊を喰いとめるべく、やらなければならないことがきっとあるのだと、考えてさらに電車に乗り遅れる始末です。
H・O