誰を呼ぶ?
お葬式が終わったあと、四十九日までの段飾りを設営するために、我々スタッフはご自宅に伺わせていたただいています。
その際、色々なご質問を受けます。
つい最近いただいたご質問のひとつが、
四十九日法要に誰を呼べば良いのか?
というもの。家族、つまり故人の連れ合いと、その子供家族まででやってしまって良いのか、それとも故人の兄弟・甥姪まで呼ぶ必要があるのか、というご質問でした。
当社、かわかみ葬祭の代表が常々言っているのは、ご法事をする意味、それは家族、親戚の縁を繋ぐということ。普段疎遠でも、数年ごとの法事で顔を合わせることで縁が繋がる、ということです。
その縁をどこまで繋ぎたいか、ということなのかな、と思います。
ただ、ご親戚の方から見れば、特に故人と血縁が濃いご兄弟なんかは、おそらく、四十九日法要に自分も呼ばれるものと、思ってることが多いかと思われます。
なので、家族だけでやるにしても、親戚を呼ぶにしても、どちらにせよ、どうすることにしたのか、連絡したほうが良いですよ、とアドバイスさせていただきました。
実際、私の祖父母が亡くなった時、もう15年ほど前ですが、その当時、祖父の兄弟であるおじさんたちが言っていたのは、「四十九日法要を家族だけでやってももちろん構わない。あらかじめそう言ってくれればそれで良い。一番困るのは、何も言ってくれないこと。やったのかやってないのかもわからないのが一番困るから」と。
そんな言葉を実際に聞いた経験があるので、経験談としてアドバイスさせてもらっています。ご参考まで。
Y.F