本当のニーズは
どうやって掴むことができるのか?と、日々考えるわけですが、これだけ様々な思考や選択肢が多い時代において、顧客にきちんとメリットをお伝えするのは、とても難しくなってきているのか?という仮説をたててみたわけです。
これだけ特殊詐欺やフィッシングメール、フェイク動画など偽情報が錯綜している中で、「ここなら間違いないよね~」と思っていただけるような、たとえば広告でもそうでしょうし、YouTubeなどSNSでの打出し方もそうでしょうが、「誠心誠意、真面目にやっとります!」といってもなかなかそれが伝わらないし、また「そういうことやないねん」と感じられてしまっては意味がありませんし、究極は、「それは当たり前で、それ以上になんかあんの?」と顧客から突き付けられるわけです。
さて、見せ方、感じさせ方、をどうするか、どんな反応があるのか、実際あったのか?というリサーチにおいて膨大な数のアンケート結果や情報を獲得しないと、新たな商品や広告の打出し方を考えたところで、施策の精度があがらないのでは?と誰しもが考えるはずです(そんなことないのかな?)
ただ、それは確率や統計のことを詳しくない私が、どう転んでも専門家にはかなわないわけですが、でも現実に毎日、日々たくさんのお客様と接することで、十分に「率直な意見」はうかがえるわけです。
つまり、どんなにたくさんのリサーチデータがあったとしても、そのデータをきちんと整理し読み込むことができなければ、意味がないわけです。
ということは、1万人のデータより、日々のお客様との何気ない会話や質問、ご意見、そしてきちんと歯に着せない言葉こそが、貴重なデータになっているはず、と考えますと、ニーズを読み取る素材は世の中に溢れかえっている、そう、見逃している、受け止められていない、というのが正しい答えなのかな?と思うようになって早数年、それは顧客に限らず、同僚や家族でも同じなんだろうと。
汲み取り方の違いと、そのアジャストは、いくつになっても苦労はするので、結果何のはなしなのかというと、まだまだ勉強不足だな、と痛感する毎日ということです。