そうなんだ
と思わされたのは、相関関係と因果関係の話。とても面白いですね。岡田斗司夫さんの動画でもやっておりましたが、「アイスクリームの販売が増えると、海での水死事故が増える」という話です。
これを因果関係のように考えてしまう人がいる、という事実です。つまり、水難事故を起こさないためにアイスクリームを販売するな!と怒る人です。そう、これは相関関係ですから、アイス非買運動をしても水難事故は減るわけではない、ということです。
笑ってしまいそうになりますが、こういうわかりやすいものではなく、ちょっと逆にうまく利用して人の心理を、いわば騙すような広告、宣伝、ニュースは溢れかえっていると。
例えば、「これを食べると、体が○○になる」みたいな類のほとんどが、まるで因果関係があるような表現の仕方で販売を行っているが、まったく因果関係がないものばかり、という事実です。
〇〇な体型の人は必ず食べている、ということはないですから、何の因果関係もないということ。
何かの宣伝文句もそうですし、逆にいろんなことをリサーチしても、データを読み誤ると、まるで因果関係があるかのように捉えてしまい、やるべきことを間違えてしまうということは起こりやすいわけです。
会話もそうです。大体、「なんでこういう考え方になるのであろう?」と不思議に思う話し方をする方は、結構これを誤解している方が多いように思います。
まあ、これもデータを取ったら、因果関係があるのか、相関関係にあるのか?みたいな話になってしまうのですが。
あの人がなんでも良い成績を残すのは、あの人が優秀だからだ、と思い込んでいる人がいるのであれば、この因果関係と相関関係に照らし合わせて徹底的にデータを集めたらよいのです。
あ、そうか、私もこういうようにすれば、成績が伸びるのかもしれない!と思えることは山ほどでてくるはずです。
ということで、ドジャースの大谷の活躍以上に、ロバーツ監督と同い年だということに衝撃を覚えた私です。
H.O