胸に刺さる
言葉でした。ノーベル平和賞を日本被団協が受賞し、喜びとは簡単には言えないでしょうが、いままでの活動、そして今後の核兵器に対する在り方、こういうことが唯一の被爆国であるわが国ことが世界中で注目と称賛に値するということが認められた瞬間でした。
被爆国でありながらも、私は被爆者ではないわけで、同じ日本人でありながらも被団協の活動をしっかり把握しているのかと問われれば、答えられない始末であります。
つまり戦後80年とは言いますが、私が記憶に残っているのは「戦後40年」のときのこと。おそらく中学生だったので、ニュースを見てもちんぷんかんぷんではありましたが、東西冷戦状態が続くなか、世界各地で民主化運動が繰り広げられ、1985年以降、89年にかけては日本はバブルで浮かれているなか(崩壊したとも気付かず…)天安門事件や冷戦終結と大きなうねりがあったころでした。
中学校入学から卒業のころには、世界の地図が大きく変わっていました。
そしてあれからさらに40年、一体何が変わったのだろうと、平和や安全は特定のものしか享受できていないのでは?と日々のニュースに辟易とする中にあって、被団協の受賞はとても大きな意味と意義があると感じるのでした。
H.O