壁
といえば、103万の壁。国民民主党は、これを178万まで引き上げるべく与党と協議をしておりますが、政治の世界の話はネタにつきないので、さまざまな陰謀論も飛び出してきたり、推測なのかファクトな情報なのかわからないような話もでてきたりと話題に尽きません。
議論するのは、こういう政党がたくさんあることの、いわばメリットです。民主主義の世界で当たり前のことです。
各党内でも、いろんな立場の方がいて、いろんな思想をお持ちの方もいて、一つの政党があるわけですが、ただその政党の掲げている(政党として存在する)理念や政策方針というものは、当然共有しているということです。
企業でも団体でもそうですが、やはり理念があって、そこに基本方針があって、物事は進んでいくわけで、経営学でもこういう類のことはあるわけです。
その大枠(に見えてしまう方もいるのでしょうが)の理念をさらに落とし込んで、いろんな綱領やクレド的なことや経営方針なんかになって、計画として達成を目指すという、いたってシンプルなことが、いろんなところで存在しているわけです。
そこに議論がなされ、方向転換や方針の見直しなどいろんなことで、計画達成に向けていろいろとすすめるわけですが、基本的なことは何もブレないはずです。
この基本的な理念にあるようなことが、結局、足枷に感じているような政治家や会社員や団体員など、いわゆる組織やコミュニティーに属する人ってかなり多いんだろうな、という感想です。
いわゆるシナリオを全員が持っているなら、それはそれで前向きな方向へ進むのでしょうが、目先の状況だけであたかもすべてに対し批判的な行動や思考にでるというのは、残念な限りです。
自分がではなく、周りが変われ、というのが組織では見かけられる、変な論理が働く場合が良くあります。
私も、嫌になるくらい経営理念に触れておりますが、今一度、読み込んでみようと思わせてくれる政治の世界、SNSの世界です。
H.O