どこが重要なのか
12月にはいり、一気に寒さが増しました。
嗜む程度ですが、私はビールが好きです。
夏に飲むビールと、冬にいただくのとでは、同じビール
でも味わいが変わります。
微妙になにか変えているのでしょうか?
よくお蕎麦やうどんは水や塩の配合を変えると聞きますが。
さて、同じお葬式はひとつとしてありません。
私たちが提供する花の祭壇は、同じ形かもしれませんが、
人の為せる技、まったく同じということは残念ながら
ありません。
また、宗教家も然り、おなじ儀式をしていても、
まったく同じということは、恐らくないでしょう。
儀式の次第というのは、各宗教によって定められたもの
もあります。
ですが、これだけ葬儀が簡素化されていくなか、その形も
変わってきて当然です。
やりやすく、というのは良いのか悪いのかはわかりませんが、
かなり短縮、略式、省略という状況にあることは、素人目でみて
も否めません。
それが時代にマッチしているという考え方もあるでしょうが、
きっちりした儀式イコールお金がかかる、簡素イコールお金がかからない
というように捉えられているのかもしれません。
お金をかけることがよいわけでは決してありませんが、
儀式をどう考えておこなうかは重要ではないでしょうか?
納得しようと努力するよりは、本当に納得いく葬儀を
思い浮かべてみてはいかがでしょうか?