お仏壇
寒さのピークも終わったようで、本格的な春の訪れが待たれる頃となりました。
ご葬儀をきっかけとして仏壇を購入される人がよくいらっしゃいます。
仏壇といえば身内に不幸があったら購入するもの、といったイメージが強いかもしれませんが、厳密には仏様を祀る場所というのが本質的な意味だそうで、いつ購入してもかまわないそうです。
最近では昔ながらのいかにも仏壇、というものではなく、家具のようなデザインの「現代仏壇」や、写真を飾る場所を設ける「メモリアルコーナー」などを希望する人も増えています。亡くなった人に手を合わせることで死を受け入れていく、心の整理に繋がるグリーフケアとしての役割に価値を感じる人も多い側面もあるようです。
仏壇を設けるとご飯やお水、お菓子などをお供えするのが一般的ですが、これは仏様とご先祖様に目に見える形で日々の感謝を示す行為といわれています。
仏様が見守ってくださっているから、ご先祖様がいてくださったから、今の自分がある。仕事ができてご飯が食べている。
そんな「おかげさま」、「感謝」の気持ちからご飯や飲み物を供えたり、旬の食べ物を購入したりいただいた時はまずお仏壇に供えるといったことをしてきたのでしょう。
お仏壇には必ずこうでなければいけないという決まりはありません。せっかくお仏壇を迎えるわけですから、「毎日お参りがしやすい場所」になることがより大切なことでしょう。
弊社でもお仏壇のカタログを用意し、ご購入のお手伝いをさせていただいております。
いつでもお気軽にお声をかけてくださいませ。