粗供養
温度差の激しい日が続いております。
今日も冷たい雨となりました。
葬儀や法要の際に供養をいただいたことに対して、お返しをするための粗品を粗供養といいます。
関西地方で多く使われる言葉で、東日本では「志」という言葉を用いることも多くあるそうです。
通夜、葬儀、法要などの際には、返礼品のかけ紙の表書きの献辞として使われます。
一般的に会葬礼状に添えて渡し、ハンカチやお茶、海苔などを粗供養として会葬礼状にします。
粗供養は当日返しとして、同じ品物を参列された方に渡す事が増えています。
関西では四十九日の忌明けに送る香典返しは、満中陰志という言葉を使います。
それ以降の法事の際には、一周忌粗供養、三回忌粗供養というように、粗供養という言葉を使用するのが一般的なようです。