言うべきか言わざるべきか
すごい雨の一日でした。台風のような豪雨に見舞われ、運転はなかなか大変。
これだけ、すごい状況ですと却ってみんな運転も注意するのでしょうね。
危険な状況とわかっていれば、それなりに人間は身構えるものです。
よっぽどの、不注意に見舞われれば別ですが。
「今日は、いつも以上に運転には注意しよう!」と声を掛け合うのですが、
それはこんな天気だからではなく、いつも毎日声掛けはすべきであります。
仕事上、さまざまなアクシデントに見舞われる可能性があります。
ひとつ一つ注意して、ことに当たらなければなりません。
本日、お手伝いさせていただいたお家の方。
寺院は、知人で京都の由緒あるお寺様。
気になるのは、お布施。
知人であればあるほど、実はお伺いしづらいというのが本音。
さあ、どうすればよいか?
「いくらぐらい包むのが良いのかしら?」と当然、アドバイスを求められます。
一般的な額は・・・と、お話しすることはできます。
へんな話、お布施にもある程度の相場があるようですので。
「お気持ち」で、と言われるのが一番困るというお渡しする側の事情と、
そもそも金額でいうようなものではないという、寺院の事情。
そこに挟まれる私。
人間というのは、実はこういうやり取りが大事におもうのです。
困る、確かに困るし悩むかもしれません。
でも、これはこの金額、はい、これで、というと、なんだかビジネスライクで
???と思うところもあります。
勿論、本当に感謝の気持ちもないようでは、金額がどうのこうのという
ことではなくなります。
仏式でご葬儀をお考えの時、やはりその時、というよりは私は安心して
ご葬儀のお勤めをお願いできる寺院を探す、または疎遠になっていたところを
お話合いしてみるなど、そういった行為は必要ではないか?と思うのです。
なんでも価格表のようなやり取りになってしまうと、大変残念に思います。
力を込めて、お勤めされる寺院の姿を拝見するとそんな風に感じるのでした。