印象派
先日、あべのハルカス美術館で開催されている「印象派、光の系譜」を見に行ってきました。
クロード・モネが描く水面が好きで、モネが特集された展覧会はよく観に行っていましたが、印象派を特集した展覧会は初めてでした。
「当時にしては斬新で新しい作風だった印象派の作品、当初は社会に受け入れられず、批判的な反応で、評論家にも酷評されていた。
しかし、徐々に認められていき、後世に大きな影響を与える存在に。」
とても省略して書きましたが、このような説明を読みながら展覧会を観ていて、、、
「やはり新しい物はすぐに受け入れられにくいが本当に良いものなら続けていればいつか認められる」
という当たり前の事。そして、、、
「自分が良いと思っていても他人に認められず批判された事を続ける事が出来るのか?」
という疑問が出てきました。
信じる道を進む強さ、周囲に敏感で状況によって変化出来る柔軟さ。
やはりどちらも大切でどちらも必要なのでしょう。
じゃあ、どの状況でどちらを出せば良いか、、、
明確な答えは無いのでしょう。
美術館や博物館はこういった普段考えないような深い事を何故か色々考えてしまうのでやめられません。
次は大阪市立美術館で夏に開催されるルノワール展です。