笈摺
最近「笈摺(おいずる)」という言葉を初めて知りました。
元は、お遍路などの巡礼中に笈(背中に背負うもの)から着物を守るために着られていた衣装で、昔は巡礼中に命を落とすこともあったため、その身のまま埋葬してもらえるように死装束と同じ意味で着ていたそうです。
昨今では巡礼の際、笈摺にご朱印を捺していただいて、自身や家族が亡くなられた時に、その笈摺を故人様に着せてお棺に入れると極楽浄土に行ける・・・という風習もあるのだそうです。
当社でもお着せ替えなど対応できますので、故人様が笈摺をお持ちでいらっしゃった場合はぜひご相談くださいませ。
御朱印帳、お遍路などはなんとなく知っていましたが、このような衣装があることは初めて知り、改めて知識を深めたいと思いました。
M. M.