家族葬には、大きく2つのメリットがあります。
① 参列者の人数を限定し費用の無駄をなくす
一般葬では、参列者をおもてなしするための料理、お礼の品、会場などはすべて“多め”で考えることが普通です。なぜなら、「当日ふたを開けてみないと(何人来るかが)わからない」ので、料理などが足りなくなったり、会場から人があふれてしまっては困るからです。
それに対して、家族葬の場合は、人数が限定されているので、人数に合わせた用意のみですむので、無駄を極力省く事が出来ます。
② 参列者が「少人数のごく親しい人」なので、余計な気遣いがない「家族以外の人も呼ぶ」とはいっても、故人様と親しい人ばかりなので、祭壇や演出、おもてなしも質素に済ます事が出来、その分費用を抑えることができます。また、一般葬のように、大勢の“知らない人”に対する気遣いがないので、精神的にも肉体的にも楽な葬儀スタイルであることが言えます。
かつて、葬儀は「高額な費用が掛かるもの」「気を遣うもの」という固定概念がありましたが、それを覆したのが家族葬であり、特にお金の面については大きなメリットと言えます。