仏壇の種類は大きく分けると3種類になります。
金仏壇(塗仏壇)
仏壇の中で最も歴史のある仏壇です。産地によって形に特徴がありますが、
全体に黒の天然漆や合成塗料で塗装を施し内側に金箔を押して仕上げた伝統的なスタイルのお仏壇になります。
経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されている仏壇もあり、宗派によっても形や塗り方に違いがあります。
唐木仏壇
黒檀や紫檀などに代表される銘木を使用してつくられる仏壇です。
材料としては黒檀、紫檀、刀鉄木、シャム柿などがあります。
以前は光沢のある仕上げ方が主流でしたが最近では木の質感を生かした仕上げ方が
主流になってきています。
モダン仏壇
最近登場してきた仏壇で製造メーカーによって、呼び方が様々です。マンションなど和室の無いお宅や、新築のお宅でも仏間や和室を作られないお宅が多くなってきましたので、フローリングの洋間やリビングに合うデザインがあります。
本来は宗派でどの仏壇を使えばいいといったしきたりがあり、基本的にはこのしきたりを守ったほうがいいのですが…。
洋間に金仏壇はそぐわないと考える人がいたり、その他さまざまな現代人の生活事情によって、唐木仏壇やモダン仏壇を好まれる方もおられます。
ですので皆様の住宅事情や趣向に合わせて好みの仏壇を選ばれて良いと思います。