当たり前
昨日も春一番のコメントが書かれていましたが、
とにかく気温が20度近くになったかと思えば、急に朝から雪
が降り出したり、雨になったり風がきつくなったりと、すさまじい
天候の変化です。
季節的には早いかもしれませんが、「春の嵐」のようです。
まだ春嵐というよりは吹雪きですが。
さて、この季節、毎年のことですが火葬場の問題が出てまいります。
関東では、慢性的な問題になっているようですが、火葬の日程が
何日も先になってしまうというケースです。
関東の場合は根本的なキャパの問題のようですが。
この時期は2,3日くらい火葬の日が延びてしまうことは、実は
よくあることです。
葬儀業界では紛れもない事実として、誰もが知っていること。
しかし、ご遺族にしてみれば信じ難いことかもしれません。
やはりいろんな心配が先に立ちます。
まだまだ多いのは、時間帯にもよりますが、早ければその日がお通夜、
翌日が葬儀、と思われていらっしゃることも。
もしくは、翌日がお通夜でその翌日がご葬儀と。
そんなときに「火葬の日にちは〇日後です」とお伝えするのは、
なんだか申し訳なく思ってしまうこともあります。
本当にこればかりは・・・ということなんです。
故人様のこと、親戚のこと、仕事のこと、曜日のこと、いろいろ
とあることですから。
このように、ご遺族の当たり前と、我々の当たり前が
当たり前なのかもしれませんが、大きく違うことは、
ほかにもあるかもしれません。
それを知り、きちっと対応することが、本当は葬儀社として
当たり前のことなんでしょう。