余裕を持つ余裕がない
こんな話をお聞きしました。 この度、弊社でお葬式をお願いしたのは、実は 以前にお葬式をお願いした葬儀社で、苦い思いを したから、とのこと。 その葬儀社さんは、私も勿論知っている会社です。 なにがダメだったのか? 一つは料理だそうです。 お通夜の振る舞いや、精進上げのお料理について さんざん身内から文句を言われたそうです。 いったいいくらの物をだしているのか! これが、○○○○円!こんなの○○円以下や! などなどいろいろといわれたそうです。 一見、葬儀社は関係ないように思えますが、 その料理を提供したのは、ご遺族にしてみれば 当然、葬儀社ということです。 お葬式という場で、親族が一斉に集まるときですから、 いわば、集まっていただいた方への、おもてなし、 でもあるわけです。 そこで、文句を言われるというのは、ご遺族にしてみれば 恥をかかされたのと同じことです。 いつも何気なく、当然のように何かを提供すること、 慣例のように行うことは、日々のなかでは、当たり前の ようになってしまって、クオリティーが上がっているのか 下がっているのかわからなくなってしまうことが あるのでは? 真にクオリティーが高いのか、もしくは保たれているのか の判断は、非常に難しいことです。 だからこそ、お客様の率直な声やご意見が大切なのです。 そんなご意見に対してしっかりと考える そして、改善することが、大切です。 原因と結果です。