その先には
本日はお通夜でございました。
そこでお寺様より一休さんの話を聞きました。
孫が生まれた人が一休さんに言葉をいただきにに行きました。そこで一休さんからとんでもない言葉をいただきました。それは「親死子死孫死」という言葉です。その言葉をいただいた人は孫が生まれたのに何て言葉を言うのだと怒り帰りました。
しかし、その言葉には何かあると考えました。実は親が死に子が死に孫が死ぬと、順番に亡くなるのはとても喜ばしい事だと気付きました。
親より先に子が死ぬという事はとても辛い事です。順番はありませんがいつまで生きられるのかは誰にも分かりません。
もう一つこんな話もされておりました。「死」は怖いもので皆さんが目を背けるものです。考え方が変われば怖くなくなるとの事です。死の先の目的地を見据える事により「死」が怖くなくなります。
それは日常の生活にも当てはまるかもしれません。目の前の嫌な事ばかりに目を向けるのではなくその先に目を向けて今出来る事をするのが良いと思います。
今何かに悩んでおりませんか?
その先の事に目を向けるとその悩みなんかちっぽけになるかもしれませんね。