一概には
NHK で、何度か見たことがあるのですが、小泉八雲の「怪談」という映画。
1960年代の映画ですが、昔っぽいと感じるか、日本の映画らしいと感じるか。
特殊技術、CGなんか辺り前ですがございません。
映画や映像のことなどは素人でわかりませんが、色使いや俳優さんの間は素人でも、すごさを感じます。
こういう映画を見て、現代の監督さんも影響を受けられたりするのでしょう。
さて、話を戻して小泉八雲ですが、ご存知の通り明治の学者さん。
明治の世、西洋文化がどんどん入り込み、日本が大きく変化していく時代。
その後に、よその国と戦争をしていく時代です。
そんな時代に、日本文化を研究し、日本人以上に日本を知っている、
また、日本人以上に日本の良さを知っていた人物とも言われています。
当時の風潮で言えば、逆をいっていたのでしょう。
その西洋人が書いた小説が、後に、現代においても日本人に影響を
与え続けて鋳るというのはすごいことです。
トレンドというのの影に必ずといってよいほど後世に残るような
文化が潜んでいます。
トレンドに沿うことも大事かもしれませんが、逆行する動きこそ、
実は先取りしているとも言えるわけです。
ご葬儀もたくさんのスタイルがございますが、最近はやりの、ではなく本当に送りたい形を徹底的に追求することが、
遠からずトレンドになるかもしれません。