長所と短所
先日息子の学校の学校通信に校長先生が書かれた文章がありました。
一部紹介します。
今回は人の「長所と短所」について校長先生の解釈が書かれておりました。
人には十人十色の得意なこと、不得意なこと、またそれぞれの考え方や行動があります。
自分と違う考え方や行動は受け入れがたく反発してしまうこともあります。
しかし違う考えにこそ自分を見つめなおす良いヒントがあり、一面だけを見て全てを判断するのではなくその人を理解し自分にはない素晴らしいポイントを見出す。
人と接するときにはその素晴らしいところを感じ取るように努めましょう…とのことでした。
皆さんにも同様の経験があるかもしれませんが…
ある人の特徴を伝えるとき、
①「あの人は正直だけれども、仕事が遅い」
②「あの人は仕事が遅いけれども、正直だ」
と二通りあったとするとどちらが良い印象を受けるでしょうか?
2つとも言っている内容は同じですが、①は悪いところを強調した言い方ですよね?
②のように人を批判するときでも相手に対して思いやりと優しさを持てば、長所を強調した言い方ができると思います。
このご時世人の悪い点を探しがちではありますが、良い人間関係を築くためには相手の良いところを見つけ出し、思いやりと優しさのこもった言葉が必要だと思います。
1つ悪い点を見つけてしまった時は1つ良い点を探し出す。
どうしても悪い点を指摘しなければならない時は相手に対しての思いやりと優しさを忘れない。
言い方一つの話ですが、それだけでその相手の、また周囲の人からの印象も大きく変わるかと思います。
また、人の良い点を探すということが素敵なことだと思いませんか?
皆さんも少し視点を変えて人や物事を見るのもいいかもしれません。
なにか新しい発見があるかもしれませんよ!