除夜の鐘
仏教では人には百八つの煩悩があると考えられており、その煩悩を祓うために除夜の鐘の回数は108回とされています。
…とここまではほとんどの方がご存知かと思います。
では、なぜ大晦日に鐘をつくのかご存知でしょうか?
本来は日頃から仏教の修行を積むことで煩悩を取り除き、悟りを開くことができるのですが除夜の鐘には厳しい修行を積んでいない我々にも心の乱れや汚れを祓う力があるとされています。
また、除夜の『除』とは古いものを捨て新しいものに移るという意味があり、除夜とは除日(一年の一番最後の日)の夜のことをいい、大晦日を差します。
その為、普通の日ではなく除夜(大晦日)に鐘を打つのだそうです。
ありがたい話ですね。
今年は家族全員で今年一年の汚れを落としに行きたいと思います。