どんなお葬式
雨が降り、また晴れて、気温は下がったり、上がったり。木蓮は咲き始めたようですが、桜の蕾はまだ堅いようです。さて、お葬式をどのようにしたいか?または、どのように送って差し上げたいか?という質問は、厳しい質問かも知れないと思うこともあります。 色々な言われ方はありますが、なかなかお葬式はこうしたい、こうしてほしい、ということを考えておられるほうが少ないかもしれませんし、正直あまり考えて見たくはないというのが、現実ではないかと、葬儀社の人間ながら思います。ですが、しっかりと自身の最後を具体的にお考えになられていらっしゃる方も。お葬式のことを考える、なんてマイナス思考と普通はなるのでしょうし、実際人の親ともなると、それは複雑なことであるのもよく理解できます。私も例えば自分の親をどう送ってあげたいか?と問われれば、ウーンと考えてしまうでしょう。漠然とはありますが、具体的となると…。やはり、急なことで御葬儀の打ち合わせをしていても、酷な質問を、しているのではないか?と考えてしまうこともあります。でも、そんな時にしっかりとお話しをうかがい、リードし、少しでもご要望や潜在的な何かを引き出すことが、使命なのだと、自分を戒めるのです。