いいお葬式
いいお葬式って、本当にどういうお葬式なんだろうか?
通勤の途中、駅を降りてから会社に着くまでの間に何人も葬儀に携わらせていただいたご遺族にお会いします。
その度に、こんな打ち合わせをしたな、ご安置のときあんなことがあったな、お寺さんのことで色々お話したな、そういえばあの親戚さんお元気かな?と思いを巡らせているうちに会社に到着します。
葬儀後間もないときに、いいお葬式だったとお声をかけていただくのと、毎日のように挨拶だけだとしても、時折、あのときは本当によくしてくれて、というお言葉をいただくと、何とかお客様が思われる、いいお葬式ができたのかなーと、考えるわけです。
とはいえ、じゃあ何が良かったのか?となると答えはでない。
自分自身が、何かでお世話になり、そのことに対して、その節はありがとうございました、と何年たっても言えることって一体なんだろうか?
と、考えはじめるとまた、迷宮に入り込みます。
答えはでませんが、精一杯サポートさせていただく、それしかないのかもしれません。