命
私たち葬儀社は、医療従事者や介護関係の仕事ではありません。
生のある方が、終焉に向かわれる段階で、直接的に生きることに対して何かをしているわけではありません。
その寿命を、どんな形かは人それぞれ異なりますが、寿命を迎えらた故人様そして、家族が遺族てその時呼び方が変わられる方々の葬送のお手伝いをさせていただく仕事です。
皆様はどうお感じになられるか、これもまた人それぞれなわけですが、様々な最期の状況、その状況を見てきている分、逆に命に対して、敏感になる職業だと思っています。
自ら命を絶たれる方よりも、その遺族と対峙するのも、我々の仕事です。
とはいえ、私たちは専門のカウンセラーではありませんし、人の心を癒す話術があるわけでもありません。
そんな烏滸がましい考えで、この仕事はなりたかないと、個人的に思っています。
ただ、このコロナで失われた命、人の誹謗中傷で閉じらた命、この失われた命そのものを考えたとき、本当にやるせない気持ちになります。
ネットの誹謗中傷に関わらず、いじめ、陰口、こんなこともコロナ以上に醜いウィルスだなと。