根幹
昨日、今日といわゆるゲリラ豪雨に見舞われましたが、いま、なんだか涼しささえ感じさせる夜です。
本当にあの長かった梅雨が明けて以降、熱帯夜続きで、ここはタイかシンガポールかと思えるほど(行ったことないですが)暑い夜が続いていましたので、帰り道も汗だくになりながらの通勤は、私でなくともキツイ日々だったと思われます。
さて、とても暑いのですが、我々葬儀スタッフは式典中、式場内外問わず上着を着ています。
これにたいして、ご遺族から「暑いから脱いでくださいね」と言ってくださることもございますが、脱ぎません。
そこに何か意味があるのか?
ここがポイントであり、根幹につながるところです。
単なるヤセ我慢ではないということです。
そんなんだったら、脱いだらいい話です。
そうではないところを理解してはじめて、着ていることにちゃんとした形が生まれるのだと思います。
形が型だけにならないよう、すべての所作に意義を感じられるよう、努力しなければなりません。