終戦
第二次世界大戦が終わって75年。75年も経てば戦争経験者の方も少なくなるのは当たり前ですね。当時まだ子供だった方のお話を聞けても、実際戦争に行かれた方のお話を直接お聞きすることはもう難しい事です。せめて親から聞いた話を子供たちに語り継ぎたいと思います。
戦争のなかった平成も終わり、令和に入って、今はコロナとの戦いになってしまいました。
コロナで亡くなるとご遺体と一緒にお葬式もできない。他人事ではない。そんな恐怖を初めて感じています。今まで平和に過ごしてこれたからでしょう。もし身内がそんな事になってしまったら、最後にお別れもできないまま逝ってしまった人を不憫に思うでしょうし、もし自分が亡くなってしまったら残された親族に申し訳なく思います。
戦争や、地震・台風などの災害でご遺体と再会されていない方々もたくさんいらっしゃいます。そう考えるとご遺体を前にしてお通夜・お葬式を執り行うことができるのは遺族にとって幸せな事なのではないでしょうか。不幸事に幸せなんておかしいですが。
お葬式という儀式は本当に尊いものなのだと改めて感じます。そしてそのお葬式に携わる仕事を誇りに思います。精一杯お手伝いさせていただきます。