流行っぽいので
簡単に言うと、本を読むのが好きで、毎月いろんな本の読むのですが、ジャンルは常に問わず、なんかよいと直感的に思った本をざっと購入して読むというスタイルを貫いています。
直感が当たっているかどうかはわかりませんが、その時の気分が反映されているのでしょうか、それなりにタイムリーな本を選択しているではないか!と感心するのですが、長年知らず知らずに避けていた本がありました。
渋沢栄一氏の「論語と算盤」です。
すでに読まれた方は、恐ろしいほどの数の方がいらっしゃると思われますが、江戸の末期、明治、大正、昭和の初期と日本が本当に変わっていく(この人も変えた当事者なんでしょうね)時代の背景が見えて、それだけでも面白い本でした。
また誰もが感じるでしょうが、内容があまりにも現代に通じることが多く、まさに時代がどれだけ変わっても根本、本質は西洋東洋問わず変わらないものだということと、おいおい、日本よ、国はそれなりに反映したようにもちろん見えるが、精神的な部分は渋沢翁が危惧していたところから、進歩していないじゃないか!と突っ込みを入れたくなる衝動に駆られることでしょう。
国の富貴に関して、当時は「軍」というのも国力を表す一つの目安だったわけで、このあたりが今と照らし合わせてどうなのか?というところは、この本を読んでいくにあたって自分なりに悩むところがあったわけですが…。
語りだすと止まらないので、このへんで。
無理やりですが、どんな葬儀を行うにも、その本質が大切です。
時代が変わっても、人の本質は変わらないはずですから。