いくつになっても
世の中はどんどん進んでゆき、いままでは多少知らないことがあっても、かなりの専門的なことでもない限り、いつでもちょっと勉強すれば習得できるくらいの気持ちでいたというくらい、私はなかなかの自信家なのですが、最近は、新しいことに対して興味や開拓心は旺盛ではあるものの、習得といいますか理解すること、いや、どういうものかを読み込むこと自体にかなりの時間を必要とすることに気付きました。
まさか、これが昔よく聞いた「年取るとねー、なかなか覚えるのが大変なんだよ!」というやつか!と。
便利な世の中です。本当に便利な世の中だと思います。その便利さを享受するには、その便利なものを取り入れる前の準備があるわけですが、その準備の段階で躓くと、せっかくの便利なものが、便利ではなくなるのです。
便利というより、厄介なものになる。
ただ厄介だな、と思っても、使えるようになったあとの便利さを考えると、よし、もう少し堪えようと思うわけですが、おそらくこの「堪える」というのが、精神的にも、肉体的にも低下するのかもしれません。
特にいままでは触れたことない(触れなくても済んだ?)世界に、足を踏み入れるのは、ある意味、かなりの勇気が必要なくらいです。
年を取っている分、踏み込んだ後、まさか習得できない自分を想像した時点で、なんて情けない奴だ、お前は!と自分を卑下することに対しての恐れが、よぎるのです。
ああ、これは、この考えはあかん!と日々自分を奮い立たせ、いまからこれを学習して、役に立つのか?という悪魔のささやきに抗い、葛藤しながら過ごしているわけです。
あの時にもっと勉強していれば、という後悔を口にするのは嫌いなので、時間を少しでも有効に使う、この部分は年を取ったことで遅ればせながら、昔に比べてよくなった気がしています。
弊社では、さまざまな形で、お葬式の無料講座を弊社代表が行っています。たくさんの方が、この講座に参加してくださり、ご自身のこと、連れ合いのこと、ご両親のこと、本当はあまり考えたくはないことではあるはずですが、「知識」や「情報」を得て、取捨選択できる判断材料にと学習しておられます。
ご高齢のかたも参加していらっしゃって、どんな内容であったとしても、いくつになっても学習意欲というのは素晴らしいな、と感心といいますか感服いたすわけです。
そういうお姿は、まだまだ自分なんかは若輩者だと、叱咤されている感覚と勇気づけられる気持ちにさせていただいております。
是非、みなさんも学習という観点からでも、「無料お葬式講座」へご参加してみてください。